井田茂のレビュー一覧

  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    地球外生命を考えるためには、地球上の生命がどのような変わった環境でも暮しているのか、という視点から本書は始まります。
    原油の中で繁殖する生物、深海の熱湯が湧き出るところで繁殖する生物などが紹介されます。
    私が一番驚いたのは、地底深くの岩石の中にも生物がいる、ということでした。
    太陽系では、土星の衛星のエンケラドスが一番生命のいる可能性があるそうです。
    宇宙には、たくさんの惑星があるので、その中に生命がある惑星もあるかと思うとワクワクしました。

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    2025年10月08日
  • 一億個の地球 星くずからの誕生

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    字宙から地球を見るとその奇跡のような美しい存在に宇宙飛行士は心打たれるとい う。暗黒の宇宙の中でそこだけがオアシスのようだともいう。オアシスたる地球の瑠 璃色、それは海である。生命を宿す惑星地球、それはどのような条件を満たすものな のか。そして、銀河には他にも「地球」があるのか。最終章では「地球」とは何かを 整理して、最新の惑星系形成論と照らし合わせながらその存在確率について考えてみ よう。

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    2023年07月31日
  • 地球外生命体 実はここまできている探査技術

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    最近、息子が宇宙に興味があるため、宇宙関連の本をよく読むようになった。
    地球外に生命体がいる/いない等の議論は、宇宙が分からないことだらけだから成り立つと思う。今後、どんどん研究が進んだら「いる」ということが分かるのだろうか?私が生きている間に分かると嬉しい。

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    2019年10月02日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    ET、UFO、エイリアン、人々は今まで様々な地球外生命体を想像してきた。では実際に地球外生命は存在するのか、それともこの広い宇宙でわれわれは孤独なのか。
    この問いに対して、生物学者達は、生命が誕生し、進化するには大変特異な環境が必要なので地球に知的生命体が存在するのは偶然だと考え、地球外生命の存在には懐疑的だ。一方天文学者や物理学者達は、地球に知的生命体が存在するのは必然であり、広い宇宙には膨大な数の地球に似た惑星があるので生命が存在する惑星も沢山あるに違いないという確信派で、長年地球外生命を探す試みを続けている。
    本書は生物学者の長沼と天文学者の井田が知的生命体の存在についてそれぞれの専門分

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    2014年07月21日
  • ここまでわかった新・太陽系 太陽も地球も月も同じときにできてるの?銀河系に地球型惑星はどれだけあるの?

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    恒星、惑星、衛星。言葉だけは耳にし、最低限知ったつもりでいたことが、まったくの見当違いだったり、まるで理解に達していなかったということを思い知らされた。
    タイトルは太陽系となっているが、中身は星の成り立ちや、惑星の種類など、天文学における基礎的な知識を太陽系をモデルにして説明しているという体になっている。
    文字はさほど多すぎないし、図説と注釈も丁寧で、非常に読みやすい。
    ところどころで『未解決』の謎や問題をさらっと挟んでいるのも好奇心をあおってくれる。

    天文学に興味がなくとも、地球に住んでいる以上は一度目を通しておくと良いかもしれない。

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    2014年04月16日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    生物科学研究者と地球物理研究者が、生命の発生に関して宇宙・地球・酸素・性・遺伝子・知性、等の幅広い視点から考える。私達の生命と知性と文明は偶然の創造物か、それとも必然か?最新科学の成果をもとに、宇宙における地球外生命の可能性を想うのはとても楽しい。私達の命に関しても新しい視点を提供してくれる。文中の「私たちの祖先のホモ・サピエンスは殺しあうだけでなく助け合いもしたからこそ、今こうして繁栄しているのでしょう」という”命”と”知性”を肯定する言葉は、勇気を与える。

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    2014年03月29日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    宇宙人の存在に,天文学者は概ね肯定的,生物学者は概ね否定的だという。その共著である本書。最新の話題も多く刺激的な読書だった。
    極限環境を生き抜く微生物や,次々発見される系外惑星を見ると,広い宇宙に地球とはまったく系統の異なる生物がいてもおかしくない。その中に電波で交信する知的生命になっているものも皆無とは言えないんだろう。問題は,我々と彼らが現実にお互いやりとりできるのかどうか。その接触が吉と出るか凶と出るかというのは微妙だけど,そんなすぐに襲いかかってくるわけでもないし,探しておいて損はないだろう。今後の研究に期待。

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    2014年03月10日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    駅前の書店で買いました。
    (2014年1月24日)

    読み始めました。
    期待しています。
    (2014年2月22日)

    53ページ。
    「他力本願的」などと誤用あり。
    岩波書店ともあろうものが。
    増刷時に変更してくださいね。
    (2014年2月24日)

    新しい哲学の本。

    新しい哲学は、科学の裏打ちがあって、存在できる。
    そう、この本は言っています。

    頼もしくも、楽しい本。
    (2014年2月27日)

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    2014年02月27日
  • 一億個の地球 星くずからの誕生

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    しぶい出版である。薄い中に、驚くべき事実がさらっと述べられている。月の存在が地球のような生命を宿す惑星の決定打となっていたなんて。。。一億個の地球というタイトルに偽りはない。本書ではドレイクの方程式とは違う積算根拠で、地球の存在確立を算出している。そこが一番の見所だと思うが、月形成のシミュレーションがパラパラマンガになっているなんて、しぶすぎるにもほどがある!!!月形成のジャイアントインパクト説のイメージが少し変わった。やはり学問って素晴らしいと思う。太陽の最後に際しても地球は飲み込まれないという知見も初めて接した。

    ・衛星・リングとロッシュ限界:潮汐力と粒子間重力の視点
    ・月の影響により、

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    2012年06月29日
  • ここまでわかった新・太陽系 太陽も地球も月も同じときにできてるの?銀河系に地球型惑星はどれだけあるの?

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    きれいな図版入りで、惑星科学のはなしが書いてある。特に、太陽系外惑星についての記述が面白かった。どうやって、遠くの恒星の惑星を見つけ出すのか精密な観測がされているのに驚く。

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    2010年11月18日
  • ここまでわかった新・太陽系 太陽も地球も月も同じときにできてるの?銀河系に地球型惑星はどれだけあるの?

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    全体として一貫したひとつの話になっている.私のような初心者にとっては情報量が少し多めかもしれないが,話を順番に理解していくのにちょうどいい堅さ.はるか昔に図鑑でみたのとはまた違う感慨があり,読むと結構わくわくするかも.

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    2010年09月05日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    生物学者、天文学者それぞれの観点から地球外生命の可能性を探ったもの。
    地球とは異なる環境下で生息可能な生物の可能性などをフラットな視点で語っており、勉強になった。

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    2024年01月10日
  • 地球外生命体 実はここまできている探査技術

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    分かりやすく現在の研究がどこまで進んでいるかを説明してくれている。生命体の定義や、地球上の生物は大腸菌から人間まですべて遺伝子構造が同じ一系統の生命体であることが興味深かった。現在は、宇宙人同士がコミュニケーションに使っているであろう電波をキャッチする目的で電波望遠鏡を開発する議論が行われている。私たちが特別であるかいなか答えが出る日も遠くなさそう。地球の潮汐力が月と太陽の見た目の大きさに比例することも驚きで、月と太陽の大きさがたまたま同じ時に我々が存在するのは偶然なのか必然なのか考えるとロマンが広がる。

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    2023年02月18日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    ネタバレ

    ブルーバックスの「死なないやつら」を読んでいないとわからないことがいっぱいあった。先に「死なないやつら」を読んでおいてよかった。

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    2022年05月19日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    タイトルの印象と異なり、地球の生物についての話が多いが、それが面白い。限界地の生き物から、どういう惑星なら生命が生まれるかを理論的に考察し、太陽系でかんがえ、その後タイトル通りの知的生命の存在を考える。
     系統だっていて非常に分かりやすい。

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    2022年03月04日
  • 地球外生命体 実はここまできている探査技術

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    ネタバレ

    2017年2月、NASAの「系外惑星に関する発表」に対する一般人の反応の鈍さを、20世紀の100年間に地球外生命体に関する科学的議論のタブー視にあるとしている。そのせいでタコ型宇宙人のイメージが定着してしまったと。木久扇師匠が大喜利でやってるヤツねw。ま、SF界のパルプマガジン系の悪ノリも一因かとは思うけど。でも「火星の人面岩」はNASA の悪ノリだよね。
    それが「極限環境生物」の発見から「生命体の定義」の拡大に繋がる。生命系統が一つしかない地球で、地球生命の概念に縛られないで別の生命系統ってどんなものかを想像するのはとても困難。でもそこを乗り越えて、アストロバイオロジーの興隆に発展する。生命

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    2018年03月20日
  • 地球外生命体 実はここまできている探査技術

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    2018005

    太陽系外惑星の発見や、太陽系と言った銀河系の体系や常識を覆すホットジュピタの発見。探査機オポテュニティやキュリオシティが火星に降り立つなど。考えてみたら、自分達の想像外の所で凄いことが行われてるなと思いました。

    自分達が考える地球外生命体と専門家が考えるそれにはギャップがえるんですね。確かに、知的なものを想像してしまいました。

    自分が生きてる間に月面基地が出来てもらいたいなと思ってしまいました。

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    2018年01月17日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    生物学者の長沼毅と惑星科学者の井田茂による共著。
    科学界では、地球外生命の存在について、天文学者・惑星科学者・物理学者の多くは肯定的、生物学者の多くは否定的なのだというが、両者の共著ということで、双方の視点に立ったバランスのよい内容となっている。
    本書では、以下のようなステップで考察が進められる。
    ◆地球の生物が生きていける極限の条件・環境とはどのようなものか?
    ◆惑星の物理・科学的条件さえ整えば、生物(微生物)は発生するのか、それとも、生命の誕生は奇跡に等しいできごとだったのか?微生物が多細胞になり、有性生殖を行うようになり、人類が知性を持つようになった起源・条件はなにか?
    ◆地球の生物が生

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    2016年04月02日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    ○生物学者の長沼氏、井田氏の著作。
    ○地球上の生命はいかにして誕生したのかを考察しながら、地球外生命は本当に存在しているのかを科学的に分析した著作。
    ○生物学の基礎的な部分から分かりやすく書かれているため、理解しやすい。面白かった。

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    2014年05月27日
  • 地球外生命 われわれは孤独か

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    天文学者(惑星科学者)と生命科学者、
    それぞれの分野で最先端を走る研究者による著書です。
    この手の本は最近、山ほど出ていますが、
    おそらく最新の本ではないでしょうか。

    アストロバイオロジーについて、
    かなり網羅的に書かれています。
    専門が異なる著者による執筆なので、
    しっかりと互いにフォローし合っている感じですね。
    残念なのはSETI関係の記述がないことでしょうか。
    ちょっとだけでも触れてほしかったですね。
    (たしかにお二人の専門分野からは離れるのですが)

    入門書としてはオススメで、
    読みやすいと思います。

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    2014年05月07日