あらすじ
なぜ、いま地球外生命体に注目が集まっているのか?
わずか数十年前には、地球以外で、生命が存在できる場所は具体的に想像できませんでした。
ですが、高度な観測機器や探査機の登場によって、今その歴史が動き、テレビや新聞、雑誌などでも盛んに新たな発見が取り上げられるようになり、地球外生命体の話題に触れる機会が増えてきました。
本書では、最新の研究や探査を基に、ここ数年で急にホットな話題になった地球外生命体発見の可能性をわかりやすく解説し、誰もが知りたいと思う地球外生命体の謎に迫ります。
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Posted by ブクログ
最近、息子が宇宙に興味があるため、宇宙関連の本をよく読むようになった。
地球外に生命体がいる/いない等の議論は、宇宙が分からないことだらけだから成り立つと思う。今後、どんどん研究が進んだら「いる」ということが分かるのだろうか?私が生きている間に分かると嬉しい。
Posted by ブクログ
分かりやすく現在の研究がどこまで進んでいるかを説明してくれている。生命体の定義や、地球上の生物は大腸菌から人間まですべて遺伝子構造が同じ一系統の生命体であることが興味深かった。現在は、宇宙人同士がコミュニケーションに使っているであろう電波をキャッチする目的で電波望遠鏡を開発する議論が行われている。私たちが特別であるかいなか答えが出る日も遠くなさそう。地球の潮汐力が月と太陽の見た目の大きさに比例することも驚きで、月と太陽の大きさがたまたま同じ時に我々が存在するのは偶然なのか必然なのか考えるとロマンが広がる。
Posted by ブクログ
2017年2月、NASAの「系外惑星に関する発表」に対する一般人の反応の鈍さを、20世紀の100年間に地球外生命体に関する科学的議論のタブー視にあるとしている。そのせいでタコ型宇宙人のイメージが定着してしまったと。木久扇師匠が大喜利でやってるヤツねw。ま、SF界のパルプマガジン系の悪ノリも一因かとは思うけど。でも「火星の人面岩」はNASA の悪ノリだよね。
それが「極限環境生物」の発見から「生命体の定義」の拡大に繋がる。生命系統が一つしかない地球で、地球生命の概念に縛られないで別の生命系統ってどんなものかを想像するのはとても困難。でもそこを乗り越えて、アストロバイオロジーの興隆に発展する。生命体そのものでなく、まずは生命体が生存し得る環境を探そうと。この発想の転換って大きい。更に観測技術・精度の向上。ノイズや欠損の多いデータ解析もAIなら可能になってきた。そしてAI なら先入観なしに人間がスルーしていた生命体を発見できるかも。長生きしなきゃ。
Posted by ブクログ
2018005
太陽系外惑星の発見や、太陽系と言った銀河系の体系や常識を覆すホットジュピタの発見。探査機オポテュニティやキュリオシティが火星に降り立つなど。考えてみたら、自分達の想像外の所で凄いことが行われてるなと思いました。
自分達が考える地球外生命体と専門家が考えるそれにはギャップがえるんですね。確かに、知的なものを想像してしまいました。
自分が生きてる間に月面基地が出来てもらいたいなと思ってしまいました。