【感想・ネタバレ】地球外生命体 実はここまできている探査技術のレビュー

あらすじ

なぜ、いま地球外生命体に注目が集まっているのか?

わずか数十年前には、地球以外で、生命が存在できる場所は具体的に想像できませんでした。

ですが、高度な観測機器や探査機の登場によって、今その歴史が動き、テレビや新聞、雑誌などでも盛んに新たな発見が取り上げられるようになり、地球外生命体の話題に触れる機会が増えてきました。

本書では、最新の研究や探査を基に、ここ数年で急にホットな話題になった地球外生命体発見の可能性をわかりやすく解説し、誰もが知りたいと思う地球外生命体の謎に迫ります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2017年2月、NASAの「系外惑星に関する発表」に対する一般人の反応の鈍さを、20世紀の100年間に地球外生命体に関する科学的議論のタブー視にあるとしている。そのせいでタコ型宇宙人のイメージが定着してしまったと。木久扇師匠が大喜利でやってるヤツねw。ま、SF界のパルプマガジン系の悪ノリも一因かとは思うけど。でも「火星の人面岩」はNASA の悪ノリだよね。
それが「極限環境生物」の発見から「生命体の定義」の拡大に繋がる。生命系統が一つしかない地球で、地球生命の概念に縛られないで別の生命系統ってどんなものかを想像するのはとても困難。でもそこを乗り越えて、アストロバイオロジーの興隆に発展する。生命体そのものでなく、まずは生命体が生存し得る環境を探そうと。この発想の転換って大きい。更に観測技術・精度の向上。ノイズや欠損の多いデータ解析もAIなら可能になってきた。そしてAI なら先入観なしに人間がスルーしていた生命体を発見できるかも。長生きしなきゃ。

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2018年03月20日

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