福田里香のレビュー一覧

  • R先生のおやつ

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    白髪&めがねの初老のお菓子研究家・R先生
    R先生に振り回される甘いもの大好きな若き助手・Kくん
    二人が繰り広げるお菓子&マンガ

    「昭和元禄落語心中」の雲田はるこ先生のまんがとスイーツ好きさんにはおなじみの福田里香さんによるレシピときたらもう、嫌いなはずがない!好きです!大好きです!

    ポップオーバーやら、スモアのオーブン焼きやら、日本酒を使ったアイスバーやら、見ているだけで「私にもできる!」ってな根拠のない自信にあふれさせてくれるようなラインナップ。

    あ~お菓子が作りたい!
    猛烈にそんな思いにさせてくれる本。

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    2020年01月12日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    物語を彩る一背景としてしか認識していなかったが、食べ物に着目することから読み取れるものもあるのだと知りとても面白かった。今後映画や本を読むときに「食」についても意識して読み解いていきたいと思う。
    作中では、賄賂の菓子折りや失恋のやけ食いなどステレオタイプに着目して考察を深めていたけれど、その起源や食べ物の歴史などから深めていっていたのでなるほどな、と思わせられることが多かった。物の見方や考え方が深まる一冊となった。

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    2024年12月24日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    福田里香氏が定義したフード理論。当時タマフルで聴いて興味を持ったが、文庫化に際して読んだ。


    本書に書かれている理論のうちのほとんどが、無意識にステレオタイプとして捉えていたものだったが、文章化して説明されることで、なるほどと改めて"腑に落ちた"。

    氏の体験に基づく記憶などあり、個人的に「あるある」にならない部分もあったが、新たな見方を発見する部分もあったりして、良い内容でした。

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    2024年09月30日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    食事をテーマにしたとっつきやすいテーマだが、深く考えたことはなく、興味を抱いた。
    なるほどと思える内容と、とにかく選択肢が多く、小説や漫画のネタになりそう。

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    2024年03月13日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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     食事は人間が生きていくうえで欠かせない行為であり、これ抜きで生活するのはできない。ゆえに、食事とは、人間の根源的な行為である。本書は、映画、漫画、アニメなど多くの作品における食事のシーンに注目し、そこから登場人物の特徴や心情を汲み取る。著者は、これらのパターンを理論化して、この1冊にまとめた。
     著者は「フード理論」と名づけ、それを3つの原則としてシンプル化したのが「フード三原則」である。これをもとに、多くの物語で見られる50の場面を解説する。中でも印象的なのがジブリ作品の食事シーンの解説である。ジブリといえば、食事の描写が繊細で印象的であるが、本書を読むと、なぜここまで食事の場面にこだわる

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    2024年03月02日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    あ〜あるある!と爽快な本。福田里香さんの文章が秀逸で読んでてクスッと笑ってしまう。これから物語を見る目が少し変わりそう♡

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    2024年02月10日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    開始:2024/1/21
    終了:2024/2/7

    感想
    そういえばそんなシーンもあったなぁ。でもどこで見たかは思い出せない。食べ物で何が表現されているのか。これからはそこにも目を向けよう。

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    2024年02月07日
  • R先生のおやつ

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    お菓子のレシピを白髪のステキなR先生と元庭師で甘党の助手K君が楽しく教えてくれる?レシピ漫画本…?
    お菓子作りは苦手だけどオールカラーだし見てるだけでも読むだけでも楽しめた。
    先生は可愛いしK君も可愛い…ちょくちょく出てくるカメラマンもいい。
    雲田さんの描くキャラは良い
    美味しそうだったレシピ
    スモアのオーブン焼き
    生成りの羽根つきメレンゲ
    すいかとモッツァレラのサラダ
    ヴィクトリアサンドイッチケーキ
    さくさくクラストのピーチコブラー
    半熟卵とコーンスープのジェラート

    色味も綺麗だし美味しそうだ、、、最高

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    2019年03月13日
  • R先生のおやつ

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    マンガとおやつのレシピ。
    手が込んでいそうで、簡単に作れるレシピ。
    羽根つきメレンゲ。ピンク・マンディアン。ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ。等々。
    あぁ作りたい!と思う。
    そして、簡単なようで意外と思いつかなかった、白玉団子を揚げて甘酒に入れるとか、栗ご飯のおにぎりに栗そぼろをかけるとか、アイデアが素敵です。

    おまけ(?)の、台湾買い出し紀行は、読むだけでお腹いっぱいでした。
    杏仁豆腐食べたい。

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    2018年12月31日
  • 一年中おいしいアイスデザート

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    どの冷たいデザートもお手軽にできてかつ美味しそうで、作ってみたくなった。一年中とタイトルにはあるけれど、来年の夏には…チャレンジできるかな?その時もう一度読んでみたい。

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    2015年09月17日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    エンタメ作品ででくる「食事」を元に50の「あるよねーこういうの」をまとめた一冊。あるよねー。わかるわかる。みたいな感じで、おもしろく読めるが、いかんせん「ステレオタイプ」をまとめたのと筆者が人文学系の研究者でなく料理研究家なので、「参考文献出して欲しー!」とちょっとが物足りなくなってしまうところがたまに瑕かなーーーと思った。ただエンタメの読み解きとして「よくある」のでフード三原則だけでも覚えておくと今後便利かも。(そこの分類は見事だなーとは思う)
    あと50の項目全部にオノナツメ先生のオシャレすぎる絵があるのは大変テンションがあがります。

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    2025年11月23日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    物語に登場するフードメタファーの解説。どれも見たことがある気がして面白かった。個人的には、タバコとガムの用途と役割の違いがもう少し掘り下げられそうで興味深かった。

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    2024年03月20日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    長らく手に入らなかった単行本が、文庫化されたので。

    目からウロコとまではいかないが、物語の一つの見方として軽く読める。

    青酸カリのアーモンド臭とは、果実の巴旦杏の酸味のある臭い(酸だからね)のことで、普段ナッツとして香ばしく炒ってあるアーモンドではないのである。青酸カリで毒殺された人を実際に目の当たりにしたことはないけれど、きっとアーモンド入りのお菓子の匂いはしないはず。

    つまり、その程度の作者のお話。

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    2024年02月22日
  • 物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50

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    物語における食事や食べ物を使ったテンプレ表現の紹介と考察。

    本書の核をなすフード理論の三原則は、
     1. 善人は、フードを美味しそうに食べる
     2. 正体不明者は、フードを食べない
     3. 悪人は、フードを粗末に扱う
    である。

    この洞察はかなり的を射ていて面白い。
    なお、そこから派生して、物語における食べ物関連で頻出する表現手法を50個紹介されているのだが、これにはやや不満がある。

    個人的には、あるテンプレ表現がなぜそのように用いられるのか、あるいはなぜそのような意味を持つのかについて、理由を深く切り込んで分析して欲しかった。理由の分析は、割とサラッと済ませていて、表層的なところで止まっ

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    2024年02月20日
  • R先生のおやつ

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    料理を作ってる男性たちをながめるのって、ナゾな平和さと楽しさがあるよね。”きのう何食べた?”とか、その代表。

    思い付きそうで、思い付かないおやつのレシピをエプロン男子2人がマンガスタイルで紹介してくれています。

    たとえばこんなの↓↓
    ・ポップオーバーといちごスープ
    ・すいかとモッツァレラのサラダ
    ・揚げ白玉餅の甘酒しるこ
    ・チェリーとメロンのフルーツサンド

    ね、おいしそうでしょ?


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    2023年11月01日