中島真志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
資金調達ってこんな色々あるのか。と社会人は一読しておくと良さげな一冊。
お金の借り方から返し方まで色んな方法があり、先人たちが知恵を絞って作り上げた軌跡を感じる。
リスクに対する考え方、時間に対する考え方、信用に対する考え方、ビジネスをする上で根底にあるルールが何となく見えてくる。ここから担保や金利が生まれてくるのは理解できる。
社債や株式の話も出てきて、社債は経営に介入されずに資金調達が出来る、株式は返済不要の資金が調達出来ると言った違いがあるのが分かる。
この知識を仕事で使うのはいつになるか分からないけども、会社と言う生き物がどう泳いでいるのか(息継ぎしているのか)を理解しているのはどこか -
Posted by ブクログ
この書籍は、企業金融における学術書と実務書の両方を読みこなすための第一歩として最適な入門書と思われる。アカデミックを指向する人にとってもビジネスプラクティスを指
向する人にとっても最適な入門書である。別な捉え方をすればアカデミックとビジネスプラクティスの間を埋めるための鎹と言える。
この書籍を中小企業の資金調達分野に絞り込んで再編集すれば、中小企業の経営者にとって最高のテキストになると思われる。中小企業経営においても専門家に丸投げする時代は
終焉を迎えており、経営者が必要最低限の知識を習得しなければならない現状があるからである。
そのような観点から見ると、本書は学生や金融機関の職員だけでは -
Posted by ブクログ
ビットコインがブロックチェーン技術により取引されていることは周知の事実だが、ブロックチェーン技術自体が今後通貨や決済といったシーンで活用される可能性と実証実験の状況などを細かすぎるくらいに丁寧に記してくれている。
280ページほどあるが、割と同じことを繰り返し丁寧に細かすぎるくらい細かく記載されているので、初めてブロックチェーンに触れる者としては十分に技術や応用シーンを理解・想起できる。
色々と書いてあるが、結論としてはブロックチェーンを用いた中央銀行によりデジタル通貨の発行および証券取引は密接に関わることであり、今後世界的な動向が注目されるが、さまざまな制約(リプレイスメントコスト・ファイ