中島真志のレビュー一覧

  • 金融読本(第31版)

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    理論よりも制度に重きをおいた解説書
    ニュースで出てくるけど曖昧な理解で飛ばしている概念に丁寧な説明がある

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    2022年04月09日
  • アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs.中央銀行―「デジタル通貨」の次なる覇者―

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    「CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃」と同様のことが記載されている。
    デジタル通貨をめぐる昨今の動きを分かりやすく解説されている。デジタル通貨は、民間企業、民間銀行、中央銀行の3者が、それぞれの目的に基づいて発行を目指し、競争しているとの現状があり、様々な観点で競争を見つめる必要がある。

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    2022年02月06日
  • アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs.中央銀行―「デジタル通貨」の次なる覇者―

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    フェイスブックが進める、新デジタル通貨「リブラ」の発行計画。それに対抗する世界各国の金融当局。デジタル通貨を巡って繰り広げられる覇権争いの様相を解説した書籍。

    フェイスブックが発行の意向を表明したリブラは、主に以下のような特徴を有したデジタル通貨である。
    ・「リブラ協会」が中央の管理者および発行主体となる。
    ・「100%の裏付け資産」を持つ。そのため価格が安定する。
    ・主要5通貨からなる「通貨バスケットにリンク」することで、通貨価値が固定化(ペッグ)される。

    リブラ構想は各国の危機感を煽った。その要因は以下の通り。
    ・通貨価値が安定しており、支払手段として使いやすい。
    ・27億人に及ぶフェ

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    2021年09月19日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    専門用語が多すぎて読解に苦しんだが、自分の解釈としては、ブロックチェーン(分散型台帳技術)は取引データをブロックのようにして管理するシステム。そこにはオープン型とクローズド型が存在し、ビットコインはその前者に当たる為に、不安定であり幸先が不安であるとの見方がされているようだ。

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    2021年02月14日
  • アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs.中央銀行―「デジタル通貨」の次なる覇者―

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    デジタル通貨について疑問に思っていたことがわかってよかった。
    ブロックチェーンについての知識のある人にとっては第一部と第二部は極めて初歩的なので、第三部だけ読めば良いと思う。

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    2020年11月13日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    デジタル通貨はマイナス金利がつけられる。
    ビットコインは生き残らないがブロックチェーン技術は使える。
    マイニングによって、取引の承認が行われる結果、安全性が確保される。発行上限が決まっている=インフレに強い、デフレになりやすい。マイニングがとまると破壊的。
    マイニングのリワードは4年ごとに半減する。2140年にはラストデイを迎える。

    貨幣の三大機能=一般的交換手段、価値の尺度、価値の保蔵手段

    シルクロード事件、マウントゴックス事件、ランサムウェア事件の身代金支払い手段として。

    中国が取引のほとんどを占める。外貨交換規制の抜け道として使っている。

    ICOは多額の資金が集まる。イーサリアム

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    2020年07月16日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    ビットコインの基本的な仕組みと仮想通貨の未来展望、ブロックチェーンの未来、中郷銀行のデジタル通貨発行、ブロックチェーンによる国際送金、証券決済へのブロックチェーンの応用について書かれている。

    特に中央銀行のデジタル通貨発行方法についての展望は目を通しておいたほうがいいです。

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    2019年04月29日
  • 外為決済とCLS銀行

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    決済のすべて系の本を書いている著者。
    決済リスクをいかにCLS銀行がmitigateしているかを書いている本。
    決済リスクの関連リスクとしては、オペリスク、信用リスクなどがある。
    決済リスクは確かにテールリスクではあるが、いざ起きた時の損失は計り知れないとはまさにその通り。
    この決済を、民間期間であるCLS銀行が担っているのだからすごいとしか言いようがない。
    PVP決済をすることで実質決済リスクをゼロにしているわけだが、独占以外のなにものでもないと思うのは自分だけだろうか。
    ただ、ライバルが出てこないのは、決済という信用が物を言う世界で、CLS銀行は実績があるし、各中央銀行も半民半官の扱いをし

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    2019年03月17日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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     ブロックチェーンの本。著者は日本銀行出身。ビットコインの問題点、ブロックチェーンについての基本的内容と金融分野での応用状況(デジタル通貨、国際送金、証券決済)について書かれている。
     金融分野に特化した本なので、ブロックチェーンのビジネスへの応用可能性を探るには向いてない。細かい話も多い。金融関係の人にはおもしろいかもしれない。ビットコインが非常に偏った運用に陥っていること、各国の金融分野でのブロックチェーンに対する実証実験への積極性などの部分は参考になった。
     以下、主なメモ。
    ■ブロックチェーン
    ・ブロックチェーン=分散型台帳技術、DLT、Distributed Ledger Techn

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    2018年06月18日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    岩村充教授から新潮社の編集者を紹介されて、この本ができたらしい。題名も編集者がつけたんだって。

    人口130万人のエストニアがエストコインの発行に名乗りをあげてるんだって。
    最近、エストニアの、社会全体、国家全体のデジタル化については、よく取り上げられているよね。

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    2018年05月28日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    「アフター・ビットコイン 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者」 中島真志 ★★★☆☆

    すごくニッチです。
    ビットコインを投資(投機)ととらえている人には役に立たず、
    ブロックチェーンをシステムとしてとらえている人にも役に立ちません。役に立つのは、金融業界にいる人で、ブロックチェーンに係わりそうとかシステム部門の人だけでしょうか。
    ビットコインの光を謳う書籍が多い中で、ビットコインの闇を扱う点で価値があります。
    なのでそこは面白いです。
    一方で、著者の専門分野である、銀行の取引の部分になると急につまらなくなります。
    ただ、銀行間のやりとりとか国際送金の仕組みなど知らなかったので非常に勉強に

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    2023年10月27日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    世間では話題のビットコインについて気になったので買ってみた。
    ビットコインの章の内容は、集中して読めるのだが、ブロックチェーンに関しては、元々興味があった訳ではないので、読んでいても頭に入ってこなかった…

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    2018年02月11日
  • アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

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    ネタバレ

    ビットコインの解説と、ブロックチェーンの今後の応用分野についての考察。具体的な事例が多く示されており、技術応用の可能性についてもかなり現実的な予想がなされていた。新しさはあまり感じなかったが、ブロックチェーンについての知識が再確認できたという感じ。

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    2018年01月23日