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日銀出身の決済システムの第一人者が、未来の通貨として注目されるビットコインの崩壊を、その設計と運用の両面からいち早く予測。さらに仮想通貨の中核技術「ブロックチェーン」が、ゴールドマン・サックスや三菱東京UFJ銀行、そして各国の中央銀行を巻き込みながら、金融界に大革命を起こしつつある状況を鮮やかに描く。
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Posted by ブクログ
仮想通貨で億万長者になった人は多い。たしかに夢がある。仮想通貨は投資に分類されることが多いが、実際は投機に近い。大事なのは、ビットコイン・イーサリアムといった仮想通貨ではなく、その通貨を支えるブロックチェーンと呼ばれる次世代テクノロジーだ。仮想通貨の基礎知識を身に着けるとともに、仮想通貨の危険性、社...続きを読む会へ及ぼす影響に言及し、今後ビットコインがどうなっていくかを論じている。仮想通貨に手を出そうとしている人に特におすすめだし、ビジネスをかじっている人は得られるものがあると思います。
ビッドコインに関する著書は複数あるが、本書は金融業務の国際送金や証券決裁について精通した著者が書いているところが、類書とは異なる。金融機関に勤める自分にとって知りたいことがまとめられていて、非常に参考になった。
ビットコインがブロックチェーン技術により取引されていることは周知の事実だが、ブロックチェーン技術自体が今後通貨や決済といったシーンで活用される可能性と実証実験の状況などを細かすぎるくらいに丁寧に記してくれている。 280ページほどあるが、割と同じことを繰り返し丁寧に細かすぎるくらい細かく記載されてい...続きを読むるので、初めてブロックチェーンに触れる者としては十分に技術や応用シーンを理解・想起できる。 色々と書いてあるが、結論としてはブロックチェーンを用いた中央銀行によりデジタル通貨の発行および証券取引は密接に関わることであり、今後世界的な動向が注目されるが、さまざまな制約(リプレイスメントコスト・ファイナリティの確保・ネティング機能・DVP決済など)により、考慮すべきことも多く即時のブロックチェーンによる置き換えは起こらないと見られるが、「未公開株式の取引」「議決権行使」「コーポレートアクション」などは、人手をかけた非効率な業務分野として、ブロックチェーンを用いた改善の取り組みがなされる可能性が高い。 発行年が2017年のため、その後各国実証実験やブロックチェーン技術がどう発展したかについては調べてみる必要がある。
2017年とかその辺の内容だけど、見てよかった勉強してよかった。筆者は金融機関、それも中央銀行目線で解説してくれてるのでネットの記事では絶対見られない。ビットコインというよりブロックチェーンに期待が高まることを言っているので、今まさにそんな風潮である。 そして中央銀行による仮想通貨の発行。ちらっと...続きを読むニュースで聞いたことがあったが、ここまで白熱してたとは。情報は取りに行かないといけないとあらためて気づいたし、多角的に見ないとリスクも見落とすと思った。 続編も読んでるけど、なかなか面白い。金融業界にも少し詳しくなれそう。
巷で騒がれているビットコイン。胡散臭い印象だったが、理由としては国などの中央銀行が発行しておらず、相場も不安定で通貨としては使いにくいと言う事の様だ。使われているのも中国が大半で、上位1%の人が9割以上を所有。これでは汎用性も信頼性も低い。現状は投資家によって扱われており、それより運用するためのブロ...続きを読むックチェーンが注目されている、と言う話。 ただブロックチェーンを利用すると言っても金融のシーンは様々で、限定的な分散型台帳で送金などに向いている様だ。インターネットが現れた革命までには届かない様だ。
仮想通貨がどのように設計されているかがよくわかった。発行から1年経っているので、最新の状況をフォローしないと。デジタル通貨はどこまで実装されてるのか、興味でた。
元日銀で専門的に研究していた著者のブロックチェーンに関する本。技術論に踏み込みすぎず、客観的にバランスよく書かれていてビットコインの仕組みやその限界が分かりやすい。
前半 ビットコインとは? 通貨としての欠点を羅列し、終わりが近いことを示唆。 後半 ブロックチェーンについて。 ビットコインは終わりに近いが、ブロックチェーンは本物。特に金融業界と親和性が高い。 各国の中央銀行が利用、検討に乗り出している。 前半は面白い。後半は事例紹介がほとんどであり、専門家...続きを読む等でないと楽しめないかも。 当然のことだが、2017年の内容なので今読むと古く感じてしまうのは否めない。
決済の世界の権威と言っていい中島さんの本。ビジネス書で著者名で買ったのは初めてかも。 期待を裏切らない丁寧で詳細かつわかりやすい記述。決して権威的でない書き方。見習いたい。 おかげでビットコインの振り返りとブロックチェーンの基礎がするっと頭に入る。踏み込んでより実務に活かせるような知識を得たい。 今...続きを読むとなっては仮想通貨は予想通りだったので忘れるとして、ブロックチェーンに関する詳細な説明が大変ありがたい。後半のどのように実現するかは今後の議論として、技術自体については長期的に主流になっていくと感じた。 民間銀行が流通を担うのが現実的かと読んだが、その場合民間銀行の役割としてクローズド型としてのマイニングが求められるため、ネットワーク参加の障壁は相応に高いと思われる。この点のシステム投資をどうやって実現していくか、もしくは合併を更に加速して規模のメリットを活かすのか。 また政策効果としてマイナス金利を実行しやすくなる点も挙げられているが、これはそもそも資金需要の喚起との政策パッケージにしなければ徒らに銀行の収益悪化(無理な貸出による不良債権の増加、tierの低下)を招くだけだと思う。本論ではないが注意したい。 リップルについてはコンソーシアムで実証研究していくとはいえ一民間企業に仕組みを任せることについての不安を感じる。資金決済の課題について言及されているがこの点は詳細に調べたい。とは言え顧客が食いつきやすい外送に焦点を当てて改革するのは議論が早くなるので良いこと。 既存の仕組みの改善としてSWIFT GPIについても後書きで触れられているが、こちらは送金のトラックは遅々として進まず手数料引き下げと透明化は進んでいるように見えない。これをブロックチェーンで技術主導で変えられれば大きなブレイクスルーになるのだろう。外為課やコルレス部署は業務が大きく変わるわけで、インパクトは計り知れないが、デジタル化は歴史的に見ても不可避であり、是非関わっていきたい。
最近急速にスポットライトがあたり、もてはやされながら本当のところはわかりにくいテーマが、とても分かりやすく解説されている。 それでもなおかつ原落ちできない箇所があるのは、自身の至らなさ?とにかく、実感しにくい/イメージしにくいテーマ。
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中島真志
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