ミックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学生時代に読んだ本の再読。データベースのお作法が列挙されている。今改めて読んでみると非常に良い本だなと感じる。実務と理論のいいところ取りをしている。
なぜ、データベースは、ぱっと見表形式なのにリレーショナル(関係)なのか、第三正規化までする理由、インデックスが有効になる場面など、有用な知識がたくさん詰まっている。
特にアンチパターンを列挙しながら、やはり原理原則に基づいて、設計をすべきだし、それでもダメならば例外的に非正規化といったことをすべきという主張は一貫してて良い。
本当かよ?と疑うようなアンチパターンが出てくるものの、実際に正規化や主キーなんて概念が存在しないデータが運用されてい -
Posted by ブクログ
時間ができたのでリスキリングとして何か仕事に役立つものをやりたいと考えていたところ、汎用的なハードスキルであり仕事にも即戦力として役立つのでSQLについて学ぼうと本書を手に取った。初心者エンジニア向けにデータベースの構築から初歩的なクエリ、障害対策やパフォーマンスまで幅広く分かりやすく解説されていた。基本情報〜応用情報でデータベースについて一通り知識がある人でも、データベースとは何かについて改めて深く知ることができ、おすすめしたい。SQLで自由にクエリをかけるようにすることを目標に読んでいたが、クエリ自体は6章で、他の章でDBの基礎について学べた。次に読む本ではより多くのキーワードに触れ、クエ
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書はSQLの構文の説明は一切なしに、いきなりCASE式の解説から入っています。
(まえがきで断っているように、実務でのSQLの経験がある人を対象にしているためです)
そして、以降でも随所でCASE式を使ったSELECT句での分岐が使われています。
また、相関サブクエリの説明はなく、代わりにウィンドウ関数を使うことを勧めており、その解説に紙面を割いている点が第1版との大きな違いのようです。
パフォーマンスチューニングについての解説は少なく、そちらは著者の「SQL実践入門」に譲り
こちらの本ではピュアな言語としてのSQLに的を絞っています。
SQL全体が体系的に書かれているわけではありませんが