超平和バスターズのレビュー一覧
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無料版購入済み
個性が感じられない。
画力がしっかりしている作品である。登場人物の描き分けや周辺の小物 背景などがしっかり描かれているので安心して読み進めることができる。
しかしストーリー構成や登場人物の言動 作品の雰囲気にはどうもなじむことができない。「これこそ青春もの」という感じで個性が感じられない。 -
Posted by ブクログ
アニメ化されるということで購入。
超平和バスターズ原作ということで、過去の作品にあった要素「秩父」「霊」「過去に縛られている」などが散りばめられていました。ただし、「霊」に関しては、主人公だけ見ることができるのに対し、今回は主人公限定ではなく、普通に見ることができます。
主人公のあおいに焦点を当てながら、たまに慎之介の視点を交えながら、物語は進行します。
ノベライズということで、一つ一つの場面が解説っぽい進行になっていたため、あまり奥行きというものはないように感じました。段々と読むにつれて、突拍子もない展開になるため、これってパラレルワールド?と思ってしまいました。
どっちかというとライトノベルよりの話で、若者向きだなと思いました。そろそろ「秩父」や「過去に縛られている」系の話は、脱却してもよいのではと個人的に思いました。どうしても過去の作品と比較してしまうので、新しい分野にも挑戦してほしいなと希望したいです。
夢と現実との差に悩みながらも、もがいている姿には、リンクするところもありました。そのまま突き進むだけでなく、過去に思っていた夢や思いをちょっとずつ軌道修正するのも選択肢として良いかなとふいに思ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの手の小説をあまり手に取らないため、あまりにサクサク読めることに驚いた。情景描写やモノローグが少なく、会話文が多い。
順の全面緘黙は、物語を書く才能を生み出した。
昔、谷川俊太郎とねじめ正一の「詩のボクシング」と言う即興詩を語り合う番組があった。「ラジオ」をテーマに谷川俊太郎が作った詩は、確かこんなだ。
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書かれた言葉は消せる。
消しゴムで、修正インクで、パソコンのデリートキーで
でも、言った言葉は消せない
だから、忘れてください
今日、私が言ったこと、みんな忘れて帰ってください
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「ほら、やっぱり喋っちゃいけなかったんだ」
と言う順の気分は、痛いほどよくわかる。
喋り慣れてない人間は、傷つけ慣れてもいないのだ。
お互い様の関係を築けて来なかったのだ。
順の精一杯のわがままと想いを、ここまでみんなで受け止めていくというクラスは、実はありそうでない。順をいじめるタイプが一人以上いて、タクミはいくら優しくても周りの目が気になってここまでは動けず、新しいロマンスという順への置き土産もなく、というのが現実である。
物語をよくしようと思ったら、複数の人がここまで勇気を出さないといけないという厳しい教えである。
この話は、リーダーとは何かを考えさせられる話でもあった。
一人一人の意見を尊重できるクラス。言い換えれば一人一人がリーダーになれるチーム。それがリーダーシップだ。
ミュージカルの脚本を紡ぐ順、協力するタクミ、飄々と誘導する担任・・・みんなで本音を言い、みんなでフォローする。でしゃばりが人の気持ちを考えずにグイグイ行く姿はどこにも見られない。たいていの似非リーダーは、ただ大胆なだけだったりするが。
もちろん、このイベントが必ずしもクラス全員にとってかけがえのないものではないということも忘れないでおきたい。
義務で割り振られたイベントで、順のためだけのミュージカルではないし、一人一人が成長できたのも本当だろうが、個人差がかなりある。順の気持ちを一番汲み取って協力してくれたことは確かだ。
団結には譲歩、妥協も含まれている。
従ってミュージカルが成功して、クラス皆が泣くことはない。やることやったけど感動しなかった人をせめてはいけない。
たとえ卒業後に誰も連絡を取らなくても、在学中には健全に機能している。それがいいクラスだと思う。
在学中は、学校が全てだ。クラスメイトというある種の縛り、共通項の中で、同じ時間を過ごし精一杯生きる。だから、楽しいのだ。
卒業後はそれぞれの新しいコミュニティがあり、そこで今の精一杯を生きる。
同クラという共通項が取れた卒業生が無理に片手間に集っても、当時以上のきらめきは生まれまい。だからって、当時のクラスの思い出さえどうでもいいと言うつもりは全然ない。
それでも集いますか?いや、思い出を胸に今の人生を煌めかせます、と言うのが個人的な意見。 -
Posted by ブクログ
(ネタバレします)
映画館で観たとき、成瀬がいなくなっちゃったのがもうほんと信じられなくて、ありえねーだろとドン引きしてしまい、一気に冷めた感じになってしまったのと、肝心のWの歌のシーンが、感動というよりも何を言っているのかわからない…となってしまい、また映画で観ていたときには成瀬と坂上がくっつくんだろうなあと途中までは思っていたので、ええ、なんでそこでひねってくるんだよ、素直にそこくっつけとけばいいじゃん…と思ってしまったりと、まあなんというか邪念まみれになってしまったんだけど、展開を知った上で漫画を読むとまた色々と違った印象で、そうか、まあそういう展開かあ、とそれなりに受け入れることができた(成瀬がいなくなっちゃうのは、やっぱドン引きだけど)。
坂上と仁藤もそれなりにちゃんと伏線があるし、また映画だとメインキャラのはずなのに一番扱いがぞんざいだった田崎にそれなりにちゃんとフォーカスを当てているので、唐突に感じた成瀬への告白も説得力が出てたかな。
ただやはりミュージカルがテーマなので、曲がない、というのは痛い。映画はちょっと掘り下げが甘い。どっちもどっちという感じかな。
あと最終巻でやはりまた『言葉』の扱いが下手なのがちらっと見えてまたそこは気になった。 -
Posted by ブクログ
ぜひ映画で観てみたい。
物語としては最高だけど小説としては、、、汗
残酷な世の中にはこういう透き通るように純粋な物語がいつだって必要だ。そしてそれを見た人々は得たものを実生活の中でもきちんと反映させなくちゃいけない。でもそれができないから世界は言葉の暴力であふれてる。一回口から出た言葉はもう取り消せないんだよ。それを分かった上でそんなひどいこと言うの?言われた人の心の痛みを分かってほしい。
心が叫びたがってるんだ
このタイトルにまず惹かれる。主語は人ではなく心という形のないもの。それでいて誰しもがもっているもの。
そんな心がさけびたがってるんだって。今の私の心もまさにこんな感じ。言葉で言い表させないもやもやをどんどんどんどん自分のなかに溜め込んでしまったらさいごにはどうなるんだろう。
だからこの物語の登場人物たちみたいに自分の心の声を勇気を出して表に出すこと。
個人的に最後の拓実と菜月のやり取りいらないかなあ笑 結局そうなるんかい、って思っちゃうから…