加藤アカツキのレビュー一覧
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私は、最初の章の真夜中のにらめっこで、中学2年生の女の子がライオンのおりの中に・・・。
それに2章目の名探偵ハットトリックと闇真珠では、男の子が、謎をとくすごい作品です。
さらに、3章目の砂人形おどる校庭で・・では、男の子2人が大活躍・・これは、みのがせない。
そして、最後の章、謎小鉄研 中央線の巻きでは、ハバ松・レモン・テツが、大活躍、そのおかげで、佐藤直樹を救ってあげられたと思ったら、その佐藤直樹が、こくった人が、レモンのお姉ちゃん!これまぁ、びっくりの1章です。
みなさんも、この本を読んでみてください。
私は、ミステリー好きや、探偵ものが好きな人に、おすすめします。 -
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Posted by ブクログ
モーグルに目覚め、日々鍛錬に励む一子。しかし、そのきっかけを作ってくれたライバルの美鈴や、幼馴染の俊平とは離れ離れに…。なんとか俊平だけでも帰ってこさせようと、なんと、一子は東京にプチ家出!しかも、そこで何故かモーグルのジュニアチームにスカウトされ、また一子の新たな挑戦が始まる…
前巻は今風の装丁でありながらモーグルの競技特性やスポーツの本質、少女たちの成長を描くなかなか読み応えのある物語でしたが、今回もまた中身はなかなかのもの。モーグルという競技の特徴をさらに掘り下げつつ、それを主人公・一子の情熱に上手く繋げていて、一子から目が離せない展開。同時進行で他の登場人物たちもきちんと描かれてい -
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「ちょっかり(直滑降)」というあだ名がつくくらい、スキーではスピード狂の、小学6年生の一子。しかし、突然一緒に暮らすことになった美鈴の、モーグルの見事なエアを見て、一子はモーグルに目覚める…
出版がちょうど冬間近、表紙も可愛いし、「モーグルビート!」というタイトルもなかなか楽しそうで、きっとモーグルの意外な一面とかがわかって、これからの季節にもぴったり…と軽い気持ちで読み始めたら、中身に驚かれるかもしれません。もちろん、モーグルという競技の奥深さはちゃんと描かれているのですが、それを軸に、この本は家族の物語、少女たちの成長と精神的自立の物語になっています。それらがモーグルおよびスキーという競 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ雪深い山村に生まれた小学6年生の一子は、雪山で自由にスキーを楽しんでいた。
しかし、近頃はいくら滑っても気持ちが満たされない。
父親がスキーで亡くなったと聞かされており、母親は一子がスキーをすることにいい顔をしない。
ある日、遠い親せきにあたる美鈴が一子の家に冬の間だけとのことで一緒に住むことになるが、お互い仲良くできない。
実は美鈴はモーグルスキー選手で、この村にはモーグルの特訓のためにやって来たのだった。
ライバル心や美鈴の華麗な演技に刺激された一子はモーグルスキーを始める。
モーグルに自分の夢と希望を見つけた一子は美鈴に勝つため、そして父に近づくためモーグルの魅力にとりつかれていく。
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