鳴海四郎のレビュー一覧

  • 白昼の悪魔

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    避暑地の島で休暇を過ごしていたポアロだったが
    集った滞在客たちの間には不穏な空気が流れていた。
    それはただひとりの女性…
    美貌の元女優の存在によるものだった。
    自分の家族が一緒に滞在しているにもかかわらず
    他の既婚者と親密な雰囲気をふりまく彼女が殺されたとき
    滞在客の誰もがその結末に驚かなかった。
    犯人は彼女の夫もしくは義娘か?
    自分の夫を奪われた妻か?
    それとも彼女の夫に好意をもっていた
    幼馴染みの女性か?
    ポアロはそれぞれのアリバイから
    事件を読み解いていく…。

    映画版もドラマ版も見たはずなのに
    犯人忘れてた。
    風光明媚な映像がたくさんあったのは
    覚えてるんですけどね。

    円熟期の代表作

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    2024年06月14日
  • 白昼の悪魔

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    ポアロシリーズで「してやられた」って思うの何回目だ。
    今回もロマンス寄りの話かと思いきや、本格的なミステリーだった。
    関係者達の言動や目にした情報から、あらゆる可能性を考慮し犯人に辿り着く。
    灰色の脳細胞を駆使したポアロの推理が冴え渡る。
    最初から最後まで面白く読めた。

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    2023年09月28日
  • 白昼の悪魔

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    イギリスの作家「アガサ・クリスティ」のミステリ長篇『白昼の悪魔(原題:Evil under the Sun)』を読みました。

    『ひらいたトランプ』、『ナイルに死す』に続き、「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    地中海の平和な避暑地スマグラーズ島の静寂は突如破られた。
    島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。
    犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。
    だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが…難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中から「エルキュール・ポアロ」が進みでた。
    (解説 「若竹七海」)
    ---------

    0
    2023年04月28日
  • 白昼の悪魔

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    星3.5。被害者を恨む人間は多いものの、1番怪しいはずの人間には鉄壁のアリバイ。共犯で嘘のアリバイを作っているのだろうと思っていたが犯人はまさかの人物。動機は多少薄いもののなるほど騙された。
    女が男を狂わせてるいるのではない、が印象的。

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    2023年03月20日
  • 白昼の悪魔

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    トリックがなんとも。良くうまくいったなって感じてしまうほど運まかせな気がする。ま小説ですから。
    動機も、別に殺さなくてもよくないって思っちゃった。しれーっと逃げちゃえば良かったのに。まあ殺しに罪悪を感じてないような犯人なので、面倒くさいから殺しちゃったのかな、と思えば納得だが。

    翻訳のせいかな?ポワロの口調がなんだがおネエみたいでちょっと集中できなかった(^-^;

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    2023年02月21日
  • 白昼の悪魔

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    面白かったのですが好みでは無かったかも〜。でも、もう一度読み返したいなと思える事件でしたね!結末を知ったからこそ、また楽しめそう!

    余談ですが、海外ならでは?!のカップルへ展開が早くて好きです。

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    2023年02月20日
  • ねずみとり

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    戯曲ってあんまり好きじゃないんですよね

    (衝撃の告白からスタートしております)

    高校生くらいの頃かな?
    文学青年きどりたいわたくしはシェイクスピアも有名どころはほとんど読んだんですよ
    でもその頃からダメだったんですよね
    んでもそれって固定観念や先入観あるいは単なる無知から来てたということが今となっては分かっていて、あれから何十年もだった今改めて読んだら何か変わっているかな?と考え
    土瓶さんにお勧め頂いたのももしかして転機となるかな?と思ったのですが…

    結論を言うと三つ子の魂百までというやつでした(★3の時点でわかる)

    ではなぜ戯曲があまり好きではないのか?ということなんですが…
    まずは

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    2022年02月27日
  • ねずみとり

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    ネタバレ

    これは途中で犯人の目星がついたが、どうやって事件関係者がその場所に2人同時にいられるように工作できたのかわからない。
    本物の刑事は2件目の事件を阻止できなかった大失態の割には悠々と構えてたなぁと。実の姉に気づかないってあるのかな?

    0
    2021年09月25日
  • ねずみとり

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    ネタバレ

    クリスティーの伝説の劇作品をどうぞ!

    雪に閉じ込められた山荘、謎の宿泊客たち、ラジオから流れる殺人事件のニュース、そして起きる殺人。すべてが馴染みのあるミステリ劇。もちろん、クリスティーの時代は新しかったのかもしれない。でも今となってはオーソドックスだからこそ、この劇がロングランした理由がわかる。ちょうどいいのだ。舞台で見てみたいと思う。舞台の上の世界にのめり込み、真相にびっくりしたい。

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    2021年05月17日
  • ねずみとり

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    ネタバレ

    戯曲である。舞台はオープン初日を迎える民宿の大広間。民宿を経営する夫婦、客の5人の中で犯人を捜す刑事がいる。舞台脚本文章で会話を重視するため、少し物足りない。それでも、アガサ・クリスティーの面白さは現在でも通用する。事件となった動機が過去の虐待にあり、アガサ・クリスティーの時代も今と変わらないことを知った。

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    2013年11月12日
  • ねずみとり

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    最初は脚本のような書き方に慣れず、なんだか違和感を抱えたまま読み進めた。いや、脚本だからこういった書き方なのかな?
    舞台用に作ったのだと全面に押し出しているので、自分が観客なのかキャストなのかただの読者なのか分からなくなり、いつの間にか作品に魅せられ読み終えていた。
    戯曲はファウスト以来だからか、あっという間に読み終えてしまった。
    いつか舞台を見に行きたい。

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    2013年04月23日
  • ねずみとり

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    アガサ・クリスティー作品にしては、めずらしく犯人が途中でわかるという驚き。
    戯曲という事で、普段の小説とは少し違った感じがしました。
    ぜひ舞台でみてみたいなあと思います。

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    2013年03月11日
  • ねずみとり

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    今だとそうだろうなという犯人なんだけど、なんといってもかなり前の作品だし、戯曲としてはやはりテンポよく読めるし面白い。ただ正月に読む内容ではw

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    2012年01月01日
  • ねずみとり

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    いままで読んだ中のクリスティーでは一番中途半端な終わり方な気がする。

    何人かの素性がわからないままエンディングだし。
    急展開すぎる

    話としては面白いんだけどなぁー。

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    2011年06月11日
  • ねずみとり

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    いわゆる吹雪の山荘ものの戯曲。ミステリとしての種明かしはシンプルだが、戯曲ならではの制限(地の文がないこと)を感じさせない緊迫感のある作品になっている。が、やはりこれは劇場で演じられているところを見たい。

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    2011年03月06日
  • ねずみとり

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    Londonでお芝居見る前に急遽読破! 
    1952年からロングラン、本場のMousetrapを見て、
    もう一度読みたくなりました。
    内容は、ご自分で読んでみてください!

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    2010年08月13日