3のレビュー一覧

  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

    購入済み

    私の中ではファンタジーラノベの最高峰です。
    めちゃくちゃハマりました。

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    2021年03月28日
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)

    usa

    ネタバレ

    ギル メフィウス

    皇帝との謁見シーン。
    一巻で「怠け者」とか「男らしい功績をたてろ」と言われていた本物のギルにくらべれば、オルバは間違いなく本物の英雄。

    しかも、顔がママ似。性格がパパ似。あり得ないぐらい優秀で、人望も厚い。

    はっきり言って、背中に奴隷の紋章があったところで、ニセモノだ!なんて信じたくないぐらいの勢いじゃないだろうか。

    皇帝だって、オルバが泣いた瞬間、「本物の息子じゃないか?」と思ったにちがいない。

    ともあれ、周りで見ていた臣下たちからすれば、どこからどう見ても本物の親子喧嘩にしか見えなかっただろう。

    この物語の面白さは、本人たちの精神のなかで織り成す「真実」の物

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    2019年07月27日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

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    ものすごく面白かった。剣と魔法の中世ファンタジー的異世界を舞台に、家族を殺され剣闘士として奴隷に身をやつして生きていた少年が、自国の第一王子の身代わりになる話。物語としてとても面白く、夢中になって読んだ。主人公のオルバは年齢も性別も生まれ育ちも全く私と違うのに、オルバの思考の流れに沿って、情報を収集しながら、今まで奴隷としてチェスの駒の立場だったのを指し手の立場になったことを時々面白がりながら過ごせた。文章が長けており、活字を追っているという感覚なしに物語に没頭させる。壮大な物語の序章、これからも楽しんでいきたい。多作のベテラン作家は伊達じゃない。

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    2015年12月26日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

    最高のシリーズ

    自分が読んだ本の中でも最も面白いと思ったシリーズです。
    設定などはベタな部分がありますが、戦記ものが好きであれば必ずはまると思います。
    タザリア王国物語、火の国風の国物語とこの作品はおすすめです。
    物語の中で復讐というのがさ一つのテーマになっていますが、感情移入がしやすくて、文章を読みながら自分の中に憎悪の火が燃えるような思いがしたのを覚えています。
    広い世界観の中で主人公の取り巻く環境が次々と変わり、驚きの展開が続々表れ、一巻一巻読むたびに、次の巻を読みたくなりました。

    私は元々戦記ものが好きというわけではなかったのですが、この作品をきっかけに大好きになりました。

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    2015年08月10日
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)

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    グールとギルの謁見。
    ギルの様子を見てグールはこいつなら任せられると思ったのかな。
    そうはいっても簡単に認めるわけにもいかず、1発だけ入った弾丸に運命を託したか。
    しかしグールのあの一言から、先が気になってしょうがなかったw
    ここで他国の状況を挟むのは卑怯だw手が止まるわけないじゃないかw

    外敵に対してついに協力体制をとったメフィウス、ガーベラ、エンデ、西方諸国。
    その中心にはギルがいた。
    ここまでギルの足取りを一緒に見てきただけに、とても感慨深い。
    この物語もあと1冊。

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章VIII 竜は獅子を喰らいて転生す

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    盛り上がってきた!
    いやもちろんこれまでも盛り上がってはいたけど。
    中盤のビリーナの様子やオルバの悩む様子なんかもよかったけど。
    何よりラストのギルの復活ね!
    舞台を整えて、役者を揃えて。オルバはほんとかっこいいなぁ。
    今後は怒涛の展開が続くのでしょう、楽しみ!

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章VI いにしえの宮に竜はめざめる

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    西方戦争の決着。
    魔術師が表舞台に出てくるファンタジーってあまりすきじゃないんだよね。なんでもアリになっちゃいそうで。
    それでも、その魔術師の万能感を打ち消しながらオルバがガルダを討ったことには意味がある。
    そして、頑張ったなぁエスメナ・・・。やはり女は強い。

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)

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    長らく楽しませてもらったこのシリーズもついに完結。終わってしまった。
    物語としては決して好みの味付けではなかった。甘みが足りなすぎるんです。 (;´д`)
    そうだというのに、最後の最後まで楽しませてくれたこの物語には、シリーズとしての評価として★5を送りたい。
    まあね・・主人公のオルバからして出番が少ないし、見せ場も少ないとすら思うんだけど、その分、数少ない見せ場では光り輝いていたというかなんと言うか。
    今巻ではなんといっても、ビリーナへのプロポーズが良かった。
    プロポーズ?なのか?ちがうだろ?という気もするが、まああれはプロポーズといっていいはず。
    なんというか、あくまでも萌え的な意味でこの

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    2013年03月14日
  • 烙印の紋章VIII 竜は獅子を喰らいて転生す

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    ネタバレ

    遅ればせながらようやく気付いたよ・・・。この物語のヒロインは実はシーク♂だったんだね。(; ´∀`)
    とまあ、そんな気持ちが沸々と湧き上がる8巻だった。(^^;)
    あらすじ的には・・・今回も深く広くでまとめるのがむずいね。
    タウーリアとメフィウスとの戦いの最中、飛空挺を墜落させ行方不明となった王女ビリーナ。彼女は国境にある小さな村で傷を癒していた。そんな彼女に忍び寄る暗殺者の影・・・。
    一方、オルバと縁の深い傭兵隊長ゴーウェン、竜丁ホゥ・ラン、剣闘士パーシルらは皇帝の策謀により囚われの身となってしまう。
    そのまた一方、暗躍する謎の宗教組織が活動を活発化させつつあり・・・。
    主人公オルバは、新た

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    2013年03月03日
  • 烙印の紋章VII 愚者たちの挽歌よ、竜に届け

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    ネタバレ

    ガルダを倒し、西方地域に平和を取り戻した・・・かに思えたが、今度はメフィウスが襲い掛かってきた。オルバどーすんの?
    一方、ギル・メフィウスの死に納得できないビリーナは、方々を訪ねてギルの足跡をたどろうと考える。
    ヒロイン・ビリーナが久々に登場し、あれやこれやと活躍するぞ、みたいなお話。
    相変わらず、お話は面白い。
    続きが気になって、ついつい先へ先へと読み進めてしまう。
    ライトノベルで、ここまで物語にひきつけられたのは本当に久しぶり。
    それにしても、この物語の主人公オルバはヒロインのピンチをほとんどスルーするよねぇ。
    一般的なライトノベルなら、あそこまでがんばってるビリーナを完全スルーとかありえ

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    2013年03月03日
  • 烙印の紋章VI いにしえの宮に竜はめざめる

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    ネタバレ

    今回もお話は面白かったが、相変わらずオトコクサイ、女ッ気のないお話でした。(; ´∀`)
    ライトノベルには萌えを求める俺が、女ッ気がまったくないにもかかわらず、グチグチと文句をたれながらも★5をつけてしまうほどには、お話が面白い。
    これでもう少し花があれば・・・なんどめのぼやきだ。(; ´∀`)
    あとがきで編集から「女の子書くの、嫌いですか?」と突っ込まれていたのが痛快だったw
    5巻で舞台を西方諸国へと移し、登場する陣営も一新された。
    6巻ではさらに陣営が増え、正直言うと把握するのが面倒くさくてしょうがない。
    どこまで話を膨らませんだよ、めんどくせーよいー加減にしろよ?と思いつつ読み進めたわけ

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    2013年03月02日
  • 烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ

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    ネタバレ

    当初の目的を果たし、いろいろなことにひとまず決着のついた四巻だった。第一部完!といった感じだろうか。
    あらすじ的には、兄の死を確かめたオルバはついに復讐を果たすことを決意する。
    しかし、ただ憎しみに駆られ、すべてを投げ出して復讐を果たすだけでは、彼が憎む貴族と本質的に変わらない。
    自分が一体どうすべきなのか思い悩むオルバ。
    復讐を果たし、その上で「皇太子」としての自分を支えてくれた者達への義理も果たす。あえて困難な道を選ぶことで自らを奮い立たせ、危うい道を渡りながらも突き進むオルバ。
    復讐を果たし、胸にむなしさが去来するも、オルバは未だ休むことを自らが許さない。
    皇太子として、最後の義理を果た

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    2013年02月28日
  • 烙印の紋章III 竜の翼に天は翳ろう

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    貴族の反乱を阻止したオルバは、隣国タウーリアとの前線にある城塞都市アプターへわずかな兵力のみで派遣される。
    寡兵を用い、奇策を弄して敵将アークスと戦うオルバ。果たしてオルバは勝利を掴むことができるのか?みたいなお話。
    登場人物が増え、世界が広がりを見せる中、先が気になる文章力で今回も楽しませてくれた。
    今回の舞台はオルバの故郷に近く、過去の因縁もチラホラと物語に絡んできた。
    あんなことやこんなことを想像しながら読み進めるのが実に楽しい。
    そして本巻終盤でオルバに突きつけられる衝撃。いい具合に泣けたわー。
    ただ、相変わらずの甘味不足。激甘にして欲しいわけではないが、もうすこし甘みを足して欲しいと

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    2013年02月27日
  • 烙印の紋章II 陰謀の都を竜は駆ける

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    ネタバレ

    わりと重厚な話なんであらすじを書くのがめんどい。
    えーと、皇帝の専横により政情不安に陥りつつあるメフィウス。有力貴族の暗躍、他国からの干渉、陰謀渦巻く帝都を舞台に、主人公オルバはときに皇子として、ときに剣闘士として智を尽くし、力を尽くして立ち向かっていく。
    ひとえに、たった一つの目的である、復讐を果たすために・・・。見たいな感じか?( ゚д゚)
    とりあえず、面白い。
    かなり辛めに採点をしているこの私的読書録の中でも、それほど悩むことなくすっと五つ星をつけたくなるほどに面白い。
    ただ、話がストイックすぎる。ストイックだからこそ面白いんだが、俺がライトノベルに求めるのは単純な面白さだけってわけじゃ

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    2013年02月28日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

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    本格的な戦記物語で人気好評の長編ファンタジー。
    このライトノベルも読み始める前から実はかなり期待していた。
    ただ、最近読んだ、某人気長編ライトノベルが期待したほど面白くなかったので、今回も過度の期待は禁物かなーと眉に唾をつけながら読み進めたわけだけど・・・とりあえず、面白い。かなり、面白い。
    長閑な片田舎で血気盛んな少年として育ったオルバは、戦乱に巻き込まれ、天涯孤独の身の上となる。(10才)
    生きるために犯罪に手を染めたがやがて逮捕され、剣闘奴隷にまで身を落としてしまう。(14才)
    少年時代を死と隣り合わせの剣奴として過し、肉体と剣技を磨き上げたオルバに、ある日転機が訪れる。(16才?)

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    2013年02月23日
  • 烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)

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    ネタバレ

    最終巻。
    駆け足で終わった感は否めないが、まあ、それなりに纏まった大団円だったのでいいのかもしれない。とは言え、地球史時代だの何だのって要らなかったんじゃね? と思わなくもない。そこを出してくるのなら、もう少し長く尺を取ってやらないと尻すぼみ感が半端ない。結局、その設定どこ行ったのww って気分になるから。
    大人の事情で終わりなのかな。続いた方だとは思うが、こういう古きよきファンタジー的なものは今は売れにくい時代なのかも。
    惜しむらくは、イラストが微妙すぎた。カラーはそれなりに綺麗なんだけど、モノクロがすごく幼く見えるので、文章から想起されるキャラクターのイメージと相違が生じる。

    でも、好き

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    2012年10月10日
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)

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    ネタバレ

    く……っ、最後にすごいシーンで終わっていたので次が気になるよ!! たぶん、ビリーナも皇子の正体に気づくってことでいいのかな? 最終的には。魔法的なことも全然解決してないけど、これ、別に魔法的な設定なくてもよかったように思えるんだけどな。あ、でも、あった方がいいのか……?

    とりあえず、これ以上好きキャラが死なないで終わって欲しいものです。

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    2012年06月11日
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)

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    いよいよラス前です。
    これまでの様々な伏線が収束し、最終巻に向けて一気に動き出すのですが、やっぱり一番気になるのは、ギル(オルバ)の正体をビリーナがどのような形で知り、そのうえで二人はどうなるのかって事ですかね。

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    2012年06月09日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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     個人的に伝記ものが好きである。
     多くの思惑が渦巻く中で、大局がどう動くか把握できる人はいない。
     全てを自分の思い通りにしようとあがくほど、泥沼にはまって沈んでいく。

     それは別に物語の中に限った話ではなくて、現実でも独裁者・独裁国は経緯はどうあれ窮地に追い詰められていく。

     だからこそ、最後に得をするのは他人がなにを考えているのかを観察している人間なのかもしれない。相手がなにを望んでいるかを知り、その欲望に添った上で自分の望む方へと導いてあげることができるから。
     
     

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    2012年04月17日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    ネタバレ

    9,10巻と続けて読んだが、これは正解だった。ギルが復活してから、首都ソロンへと繋がるまでの上下巻といっても良いストーリー構成だった。
    9巻での戦い自体は、勝利を収めこそすれ、今までの戦いとは打って変わった力押し、スマートさに欠けたもので、華麗で気持ちのいいものではなかった。しかもオルバが失ったものは大きく、またそれを丁寧に、予感させながら描いたことで、一定して暗い雰囲気のままだった。
    それが10巻ではどうだろう。あのガキで無鉄砲で足手まといにしかならず、たまにおっと思うようなことは言っても存在感も薄かったビリーナが、英雄オルバを凌ぐ活躍とカタルシスを与えてくれた。感激ですよ。
    話はそれにとど

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    2012年02月09日