猪川朱美のレビュー一覧
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前巻の話を発端としてなかなか前向きな新展開。
そして謎の画商の正体どころか動機まで明らかになります。
前巻でくっそ思わせぶりに登場してたくせに内心ピュアすぎて尊い……
それにしても男中さんという言葉があったことはびっくり。ググっても全くヒットしないし古い方言だったり? -
関東大震災から約10年後が舞台。主人公の画家のもとには様々な理由で大事な人を亡くした人がやって来ます。依頼人は皆、失った過去に悲しみ、がむしゃらな今に苦しんでいます。
画家へ故人の顔つきや思い出を伝えると、また別の思い出が甦って…完成した絵を前に、彼らがそれぞれ何を思うのか。画家と共にそれを見届け...続きを読む -
日露戦争や関東大震災の記憶も生々しい
大正から昭和に向かう日本を舞台に
モデルにした恋人と恩師が相次いで亡くなり
実在の生き物を描かなくなった主人公に
すでに亡くなっている人の絵を描いてほしいと
依頼が入るようになり、主人公たちは
様々な人の心の傷に触れることになる。
同じような顔の登...続きを読む -
山でおこった怪談というと山怪という本が怖かったが、本作はあの作家の原作ではないらしい。漫画家には疎いので伊藤潤二しか知らないけど、どのエピソードもゾクゾクして楽しめた。一番最後の話は怖いというより感動的だった。Posted by ブクログ
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山登りを始めたキッカケは、赤いヤッケの男でした。(収録されてません)
画になると凄まじいなやはり。
急行アルプスは収録されています。
三途のトロは文字で読んでも漫画で読んでも怖い名作になりましたヾ(・ω・`;)ノぁゎゎPosted by ブクログ