藤本靖のレビュー一覧
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2019年から2023年にかけて道東で、ヒグマに家畜が連続して襲われる獣害事件が発生した。
最初の襲撃の場所オソベツと、足跡の直径18cmという情報から名付けられたのが”OSO18”。
通常のヒグマが好む木の実やフキには目もくれず、執拗に家畜の内臓を好んで食べる。
さらには通常のクマは”自分が狩った獲物に固執する”が、OSO18は獲物に対する固執はなく、人間の気配を感じると慌てて逃げていく臆病さを持つ。
OSO18が現れた2019年から、2023年夏にあっけなく捕殺された幕切れまでを、対策メンバーの中心者がOSO18を追った足跡を記す。
なぜ、肉食を好む習性が身に着いたのか。 -
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職場の同僚が貸してくれた本です。夏休みに読みました。牛を何匹も殺し、食べていた熊OSO18を捕獲するドキュメンタリー。特別チームが編成され数年にわたり、居場所を探索するのだが、なかなか見つけられません。探索する範囲が広大であることと、人間のニオイがあると近づかなくなる非常に慎重な熊の性格から、なかなか場所の特定ができません。マタギとクマの頭脳戦が展開されます。
結果は、ニュースにもなっているので、ご存じ方もいらっしゃるでしょう。結末を知らない人も、知っている人も熊の生態を知りたい人や、熊が生息している地域にお住まいの方は読んでみても良いかと思います。 -
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身体のホームポジション
音という身体の外側の世界の情報を、耳を上手に使い身体の内側で柔軟に受け取ることで身体を緩め、さらなる集中を可能にするわけです。
耳を緩めてうまく使う方法
ゆっくり自分の声を意識的に「いい声」にすることで、横隔膜へとつながる、深みを増した伝わりやすい声になる。
横隔膜は呼吸運動の中心であり、精神や内臓の健康状態にも大きく影響する
耳を使って平衡器官を活性化!
音を「うけいれ」ながら、閉眼かた足立ち
平衡器官は重力に対するセンサーにもなっています。このセンサーが活性化することで、身体の重さを最適なバランスで受け止めようとする機能が働き、その結果まっすぐになるわけ -
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身体の使い方の考え方。
身体の感覚を意識することで疲れない身体が手に入る。
いかに自分の身体を感じて付き合うかという話。
見る
自分から見に行くのでなく、受け取るように見る。
視野を広く見る。
眼球の奥の筋肉が凝り固まるのを防ぐ。
トンボの目で後頭部あたりから、見るイメージ。
後頭部を触り、そこを意識するようにしてはじめてみる。
タイピングに力が入り過ぎているのも肩こりの原因。
薄皮一枚挟むイメージをすることで肩や手に力が入り過ぎず、力を抜いてタイピングできる。
椅子の背もたれにもたれるときも薄皮一枚を入れてみる。
目耳鼻口を緊張させず、ゆるめる。
蝶形骨の間にピンポン玉
頭 -
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ネタバレ・耳を引っ張るだけで体が変わる。頭の芯にある蝶形骨の緊張が取れて、体全体のバランスがよくなる。
・背中や腰がこることはあっても、胸や腹がこる人はいない。みんな体の前はセンサーが働いている。体の裏側にセンサーが働いていないためにこりが発生する。
・マッサージしても、外からのストレスですぐ元に戻る。センサーを変えることが必要。
・目、耳、口、舌、鼻など顔の器官を緩めることで、身体全体の芯が緩む。
・現代人は匂いをかがないようにしているので、鼻呼吸の力が弱い。
・座るときはお尻で座らない。両足とお尻の3点にセンサーを持って、3点で座っているイメージを持つと、身体の重さが分散する。
・何故人は体の痛み -
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ネタバレチェック項目16箇所。身体のホームポジション……「身体の外側にある情報を、身体の内側で柔軟に受けとり、自然な動きとして反応できる身体の状態」、本書ではみなさん自身の「ホームポジション」をご自分で見つけるための方法をご紹介していきます。。ロルフィング(アメリカ生まれのボディーワーク)……自分の身体を「誰か何とかしてください!」という状態から、「自分で何とかできそうだ」と意識を変えてくれた。自由な身体になるために、専門的な技術や知識は必要ありません、ただ感覚器官を意識して使う「意図」を持てば良いのです、本書にはそのための具体的なアイデアがたくさん盛り込まれています。身体とうまく付き合うための第一の
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題名は少々怪しげなHow to本のように見えますが、体の使い方についてとても勉強になる本です。
私は5年位前からアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けて、体の使い方を学んでいるところですが、そこで習っている内容とかなりの共通点があるように思いました。(筆者はロルフィングのセラピストです)
疲れない身体を手に入れるため、疲れた身体をどうほぐすのかではなく、どこに力が入っており、無意識のうちに体と精神にどのような影響を及ぼしているのかを、まず認識することが必要になります。
私がこれまで学んできた内容と同様のことが、文字として改めて書かれているのを読むと、新たな発見がありました。(なんと忘 -
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ネタバレ疲れがとれない・心がブレるのは、目耳口鼻などの感覚器官 センサー の使い方の問題。
疲れはすぐに舞い戻ってくる。
身体の前と後ろ、たくさんの意識があるのは前側。
後ろ側はセンサーの働きが悪い。
(背中が凝ることがあっても、胸やお腹は凝らない)
今自分の身体はどんな感じ?
痛い・違和感など否定的な情報が気づきやすい。⇒防衛反応のひとつ。
■耳ひっぱりエクササイズ⇒身体の芯をゆるめる。
⇒頭の芯である”蝶形骨”
両手で左右の耳の付け根あたりをつまんで
軽く真横に気持ちのいい範囲でひっぱる。
最初は固めの布団などに横向きに寝っ転がって行う。
頭の骨から耳のつけ根を2.3ミリ程度浮かせるように -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書に書かれていることは概ね真実だろうと思う。
→人間が栄養価の高い牧草を創り出した。
→エゾシカがそれを食べ、容易に冬を越せるようになって、数が爆発的に増えた。
→農作物被害が深刻化、その為、ハンターによるシカの駆除数が増えた。
→駆除したシカの処理が大変で、それを不法投棄する輩が増えた。
→不法投棄された新鮮なシカ肉にクマが容易にありつけるようになり、本来草木類を食べるクマを、肉ばかり食べるクマに変えてしまった。
「OSO18を怪物に仕立て上げたのは最初から最後まで人間、すべては人間のせいである。」
予想外に読み手が考えさせられる一冊であった。
牧草の品質改良がまさかこういった悲劇