OSO18を追え〝怪物ヒグマ〟との闘い560日

OSO18を追え〝怪物ヒグマ〟との闘い560日

1,800円 (税込)

9pt

藤本さんは私の釣友達で昔から羆のことは追いかけていた。
そしてついにこんな本まで。これは読むべし。――夢枕獏(作家)

2019年夏、北海道東部で、牛を次々と襲う謎のヒグマが確認された。付けられたコードネームは「OSO18」。

捕獲に乗り出した地元の男たちの数年に及ぶ闘いを描く。

<目次>
プロローグ
第一章二〇一九年・夏 襲撃の始まり
第二章 二〇二一年・秋 追跡開始
第三章 二〇二二年・残雪期 知られざる襲撃
第四章 二〇二二年・夏 知恵比べ
第五章 二〇二二年秋 咆哮
第六章 二〇二三年・春 異変
第七章 二〇二三年・夏 「OSO18」の最期
「OSO18」とは何だったのか?
あとがき

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OSO18を追え〝怪物ヒグマ〟との闘い560日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    釧路から網走へ旅行した際、数年前に話題になった牛を襲う熊が出没していたことを思い出し、旅先の本屋さんで購入しました。

    前年に姉崎等さんの「クマにあったらどうするか」を読んでいたこともあり、クマを無駄に怖がる必要はなくとも、何かを見落としていればそれが生死を分かつという予感もあり、読む前は緊張してい

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。文章がうまくて流れがすごく分かりやすいし、すいすい読める。ゴールデンカムイから得た知識のおかげで、熊の習性や地名の解像度が高いのはありがたいw
    駆除をしたシカが適正に処分されず森のなかに放置されている実態など、さまざまな規制や懸念も提起されており、OSOのようなクマを産み出し

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    肉食熊OSO18を追い続けた捕獲班たちのドキュメンタリー。
    実際の進捗を読みやすく綴られていて、大変興味深く、また面白かった。
    怪物熊を作り出したのは人間であり、今後も第二第三のOSO出現も示唆されていて恐ろしい。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    一気読み。結局人間が気をつけないといけないのだった。OSO18はお肉の味を覚えてしまっただけの普通のくまさんだったのだ。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    牧牛を次々と襲うヒグマを追ったドキュメンタリー。
    標茶町オソベツ地区でヒグマの食害が見つかり18センチの足跡から名付けられたOSO18。

    シリアルキラーを追うような感覚を覚えるOSO 18を追い詰めるハンター達の姿は、実話だけに緊張感に溢れ命がけの捜索であった。
    物語ならば辿り着かない結末にはあっ

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    OSO18のことは、テレビや新聞でいろいろ情報は入っていたが、改めて、その捕獲駆除に従事していた方々の活動の記録。ドキュメンタリーだけれど、ドラマを見ているような高揚感があった。
    命懸けのボランティア。その労力には頭が下がる。
    最後が呆気なく、罠が左手に食い込んだまま歩き続けて最後を迎えるOSO18

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    OSOとの攻防ハラハラの連続。だが最終的に対策班が捕獲できなかったことを知ってるので、肉薄してるかのような描写は却って虚しく感じた。人間が生み出した怪物という表現は秀逸。

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    専業の作家が書いたかのような筆致で、熊ハンターたちを率いるチームのリーダーが書いたヒグマとの闘いの記録。
    人間の振る舞いがヒグマの肉食化を助長し、OSO18という化け物を(ある意味想像的に)創り上げる結果となったという考察は、北海道の僻地においてももはや人的な介入が自然を大きく変化させているのだとい

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

     2019年から2023年にかけて道東で、ヒグマに家畜が連続して襲われる獣害事件が発生した。
     最初の襲撃の場所オソベツと、足跡の直径18cmという情報から名付けられたのが”OSO18”。
     通常のヒグマが好む木の実やフキには目もくれず、執拗に家畜の内臓を好んで食べる。
     さらには通常のクマは”自分

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    職場の同僚が貸してくれた本です。夏休みに読みました。牛を何匹も殺し、食べていた熊OSO18を捕獲するドキュメンタリー。特別チームが編成され数年にわたり、居場所を探索するのだが、なかなか見つけられません。探索する範囲が広大であることと、人間のニオイがあると近づかなくなる非常に慎重な熊の性格から、なかな

    0
    2024年08月11日

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