【感想・ネタバレ】身体のホームポジションのレビュー

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Posted by ブクログ

本の題名からはなかなか結びつかないかと思いますが、肩こり、首こり、頭痛、顎関節症などに悩んでいる方にお勧めです。

新作の「「疲れない身体」をいっきに手に入れる本」の内容の理解が深まるもので、こちらも合わせて読むことお勧めします。

不定愁訴の解決法の解説書として、名著だと思います。

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2014年02月08日

Posted by ブクログ

身体のホームポジション

音という身体の外側の世界の情報を、耳を上手に使い身体の内側で柔軟に受け取ることで身体を緩め、さらなる集中を可能にするわけです。

耳を緩めてうまく使う方法

ゆっくり自分の声を意識的に「いい声」にすることで、横隔膜へとつながる、深みを増した伝わりやすい声になる。

横隔膜は呼吸運動の中心であり、精神や内臓の健康状態にも大きく影響する

耳を使って平衡器官を活性化!
音を「うけいれ」ながら、閉眼かた足立ち

平衡器官は重力に対するセンサーにもなっています。このセンサーが活性化することで、身体の重さを最適なバランスで受け止めようとする機能が働き、その結果まっすぐになるわけです。

口を緊張させ、内臓から切り離して使っている。結果、過食や過度な顎の緊張に現れている、と考えられる。
(猫のポーズで舌だし)

聴覚を動きに連動させる
身体の体側のラインが活性化されて肩関節と股関節がなめらかに動くようになる。
(耳、舌、視覚)

聴覚を活性化させると横隔膜がゆるむので、身体のコア(深層)からの動きが引き出しやすくなる。(拍動とともにジョギングする、など)

開脚して身体を「許す」。
骨盤がこうけいし、筋肉が延びていく
さらに開脚

筋膜システムをオンにする
沈んで、流れて、広がる

皮膚に触れ、皮膚を尊重することで外界との境界を強化する

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目16箇所。身体のホームポジション……「身体の外側にある情報を、身体の内側で柔軟に受けとり、自然な動きとして反応できる身体の状態」、本書ではみなさん自身の「ホームポジション」をご自分で見つけるための方法をご紹介していきます。。ロルフィング(アメリカ生まれのボディーワーク)……自分の身体を「誰か何とかしてください!」という状態から、「自分で何とかできそうだ」と意識を変えてくれた。自由な身体になるために、専門的な技術や知識は必要ありません、ただ感覚器官を意識して使う「意図」を持てば良いのです、本書にはそのための具体的なアイデアがたくさん盛り込まれています。身体とうまく付き合うための第一の基本は、自分の身体を意識することです、楽で自由な身体でいるためには、ただあるがままの自分の身体の状態を「みよう」と意図することが大切だということです。「今、自分の背骨はどんな風になっていますか?」という問いを自分の身体に投げかけて、答えがくるのを待ってみて下さい、ちょっと不思議に感じるかもしれませんが、今までの「身体はコントロールするもの」という枠組みから一歩出て、新しい身体との関係を作ることが、ホームポジションへ至るための第一歩なのです。耳からダイレクトに繋がる胸鎖乳突筋は、首を左右に回す最も重要な筋肉です、つまりこの筋肉が固まってしまうと、「ノー」と首を振る動きができなくなってしまうのです。耳は単に情報が通過する入り口に過ぎないので、開いているだけで良かったのです、本当にエネルギーを使うのは情報処理の方なのに、耳で頑張りすぎて「聴覚野」までエネルギーがまわってなかったのです。姿勢は視覚、内耳感覚、筋感覚の3つの要素でバランスをとりながら制御されています、現代の私達の生活では極端な視覚優位になっているので、目を閉じて、音を聞くこと自体がホームポジションへ至るための助けとなります。先頭を走るより前の人についていくのが楽なのは、風圧を避けるという点もありますが、すぐ目の前に視線を定める対象物があるからなのです。「ホームポジション」とは「自分の身体で判断してその通り行動できる状態を」であるともいえるでしょう。迷いがあるから行動にもスムースに移れません、自分で選んだ道なのに、なんだか進む気がしないということがあるかもしれません、ではどうすればよいか?  身体に聞けばよいのです、「身体は正直」といいますが、それは本当です。身体は自分が心地よいかどうかという判断基準で選ぶので、選んだことに対しては素直な身体ですぐ行動へ移せます、こんなストレスフリーで物事がスムースに進む生活をしてみませんか?

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2013年05月23日

Posted by ブクログ

確かに、外側からのイメージに自分のボディイメージを当てはめちゃうってのはありますもんね。
内向的に自分の身体意識を掘り下げるのは好きです。

感覚器官の意識の仕方とか、ちょっと今までと違う扉が開いた気がします。
筋膜とか皮膚とかは最近流行りですね。
EBMに毒された私の価値観には若干馴染まない点もありましたが、
とても面白い視点だと思いましたし、
自分の身体感覚を追求していくヒントになりました。

臨床にも生かせそうなポイントもけっこうありました。
もうちょっと、深く理解できるよう引き続き読み込んでいこうと思います。

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2014年03月15日

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