西村悠のレビュー一覧
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わたしはとても大切な作品となりました。西村悠さんへ素敵な作品をありがとうございます。
西村さんの作品はどれも大好きなので、他の作品も読み進めていきたいと思います!Posted by ブクログ -
あーこれはイイ!
感動したあ。
小説家になる夢を諦め、かといって就職もうまくいかない大学生の主人公が高校時代の憧れの先輩に頼まれてギャルゲーを作ることになるという、いかにもラノベっぽい物語。
でもここにはホンモノの創作の、しかも商業創作の苦しみと熱と想いが籠もっている。
その想いの強さに泣きたく...続きを読むPosted by ブクログ -
シノツクとルータはどこまで旅を続けて行くのか、本当に人は存在するのか、幻想病とはなんなのか。読んでいて色々な考えが巡ってくる。
とても面白い話だった。Posted by ブクログ -
とにかくジョナさんがかわいい。安藤に対抗意識を燃やしている所なんてもう最高にかわいい。さらっとゲスいことを言ってしまう部分も好きだ。最後のシーンは不覚にもうるっときてしまった。Posted by ブクログ
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友人も恋人も「妄想」。
けれど、その妄想は主人公自身も現実と見分けが付かないほどに自身の周囲を侵食していて・・・。
妄想から生まれた美女(ジョナさん)と共に、主人公が現実世界と向き合うまでの成長を描いたほんのり甘くてちょっぴり切ない恋の物語。
読みやすく、笑って泣ける心の温かくなる作品です。Posted by ブクログ -
カエルとの邂逅を描いた「一二四四階の競争」、
厭世観がたまらない「一八六階の列車」が特に良かった。
前巻同様、根底にある人間肯定とそれだけではどうにも出来ない理不尽さ、
避けようのない無力に対して抵抗を諦めきれない苦さを感じさせる雰囲気と設定が大好きだった。
それだけにご都合主義過ぎるラストシーン...続きを読むPosted by ブクログ -
ここまで一生懸命になれるものがあって羨ましい限りです。
やっぱり学生のうちは部活とかでそうなれるかもしれないけど大人になってから私もそういう仕事ができたらいいなぁと思います。
いやーゲーム作りの現場ってすごいんだなってあんまりゲームをしない私にも勉強になりました。Posted by ブクログ -
題名からして、主人公がギャルゲーのような日々を送るものだと思っていたのですが、全然違って少し驚きました。
生きてるってこういうことなのかなーとか、夢だけでは生きていけないんだなとか考えられる一冊でした。
面白かったです!Posted by ブクログ -
正直ギャルゲー作家である必要は無かったと思う。でもこんなに熱くなれる仕事に、私も就きたいと思いました。社会人になるのが楽しみになった。
センが一にあれほど入れ込む理由も、おソノさんがわざわざ一を殴りにきた理由も良い!
登場する人物全員が好きになれる本。Posted by ブクログ -
ああ、何気なく手に取ってる創作物って、こうやって作られてるんだ。と感動する話でした。
締め切りがあり、どこかで妥協しなければならない時が来る。
プロとして、創作者として、どう折り合いをつけていくか。
大学生の主人公は、突然ゲームのメインシナリオライターとなってしまう。
私だったらすぐ逃げ出してしまう...続きを読むPosted by ブクログ -
終盤の50ページ、登場人物の感情がぶつかり合うところでボロボロに泣いてしまった。書いてある通りの悔しさを味わって、それでも踏み留まってるつもりの人間の端くれとして。ズルいよこんなん。
読み始めはとにかくネガティブな主人公が苦手で、そういう性格だけならともかく後ろ向きな心情描写が執拗に続いたので「コイ...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻に引き続き、様々な世界での話がなんとも切なく、面白かった。
どの階層でもヒロインが登場するのもお約束ではあるが良い展開に持っていってると感じた。
最後はハッピーエンドとまではいかないが、唐突に物語が終わってしまうのがもったいない。
もっと色々な階層の話や塔の外で起こるエピソードを見たかった。Posted by ブクログ -
何かを作る事について、
商業とそうでないモノの境目、
自分の価値感、自分自身の価値、
そういった事が綺麗にパッケージングされた作品でした。
多分現実は、ここから萌え要素や泣ける要素を差し引いた感じ。
つまり現実。
でも現実にこういう環境にある人間がいるかもしれない、
それがひょっとしたら自分かも...続きを読むPosted by ブクログ -
ヒロインが存在しない恋愛小説というこの作品。どう足掻いても報われることの無い恋愛なんて悲しみ以外のなんの感情もわかない。その点この作品はまだ救いのある結末だったかなって思うPosted by ブクログ
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冷凍睡眠装置から目覚めた少女は幻想病に侵された世界に、無愛想な青年と旅に出る。
この上ない幸福感に包まれて読み終えた。
一緒に旅をする間に起こる二人の感情の変化や、幻想病を引き起こす想いの強さ。
根底にあった、強い想いに心動かされた。
旅の大変さが少しだけ薄い気がしたけれど、ロードムービーの出会...続きを読むPosted by ブクログ -
約60社の入社試験に落ちた.
目指していた小説家も賞に応募しても掠りもしない.
大学生活の4年間で現実の壁に打ちのめされていたイチくんの元に
高校時代の先輩がやってきて
そのまま怪しげなビルへ連れ込まれた.
どんな宗教だろうと先輩をすく出してみせる!
そう意気込んでいたが,その連れてこられた場所と...続きを読むPosted by ブクログ