瀧津孝のレビュー一覧
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購入済み
歴史ものと王道美少女
歴史的な考証もしっかりされているようで、背景や設定がしっかりしてて良い。
美少女とのドタバタラブコメも適度に入っていて、緊張感と萌えが楽しめる。
主人公が無双と言うわけではなく、命からがら美少女たちと切り抜けるところに好感がもてた。
10巻までまとめ読みできて、楽しめた。
誤解を招くかもしれないが、織田信奈の野望が好きならイケるかも。 -
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ネタバレ第一巻は戦国時代にタイムスリップと言いつつ、創作のお城にずっと籠城する展開だったから、そこまで戦国時代が舞台なら触れない訳にはいかないといった類の人物が登場することはなかった。
けれど、今回は江戸から始まり大坂を経由しの瀬戸内海での海賊退治ということで様々な人物や勢力が登場していた点は大いに評価したい。それでいて豊臣秀吉に真田信繁、小早川隆景なんてビッグネームが登場するのだからたまらない
又、推理要素に関しても前回は根拠の薄い指摘で犯人がべらべら真相を自白していたものだったが、今回は判る人には判るレベルのヒントが散りばめられ一郎太によるしっかりした推理が行われたため、謎解きを楽しむことが出来 -
Posted by ブクログ
戦国時代へのタイムスリップに始まり、ハーレム要素、殺人事件の推理、料理とごった煮感の強い内容なんだけど、終わってみればそれを面白いと感じてしまう程度にはスピード感有る展開ばかりが続く。
十数倍の敵に囲まれての籠城戦というだけでも絶望的な状況で、城内に潜んだ裏切り者が起こす危機的事態をどうやって打開するのかワクワクしながら読むことが出来た
舞台となるのは戦国時代なんだけど、有名武将が登場せず、ほぼフィクションのような存在の九尾山城を治める海野家がメインとなる点も特徴的。真田幸村の名前は何度も出るけれど、結局第一巻では登場しなかったからなぁ
有名武将が登場しないことにより、援軍を期待するよりも城 -
Posted by ブクログ
これにてひとまず「天正一三年」編は終了だそうで。なんとも戦国ぼっちらしい終わらせ方にほっこり
第一巻と同じく九尾山城を舞台とした籠城戦。だけど今度は籠城側ではなく攻め手。一度守った城を逆に攻める側になる構成は面白い。
ただ、これまであった推理要素は薄めになっており、未来からやってきた高杉一郎太と椿琢磨の戦いがどのように決着するかという点に重点が置かれている印象。そのためか、終盤まで「これでシリーズ完結か?」と本気で思ってしまう程にシリーズ集大成感が出ていた。
本音を言えば前回から続く流れには料理要素や推理要素、戦国時代ならではの要素など少々物足りなく思えてしまう部分が幾つも有るので、続巻で -
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Posted by ブクログ
ネタバレ京での鬼火猩々事件後編
夜闇に光り近づくと消えてしまう怪物といったらトリックはある程度限定されてしまうけれど、かまいたちと共に出現する演出のおかげでより恐ろしい存在になっていた点が印象的だった
九尾山城籠城や瀬戸内の二つの事件、亀甲車の件などこれまでは武家の勢力争いが中心にある事件が多かったけど、今回はどちらかと言えば公家の事情が中心。戦国時代を舞台にした作品はどうしても武家の事情が中心になったものが多くなってしまうだけに、本作のような当時の公家がどのような状況に置かれていたかが理解できる内容になっていたのはとても良かった。
源平藤橘論とか初めて知ったよ
今回は行方不明になっていた麗が近 -
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