【感想・ネタバレ】戦国ぼっち(桜ノ杜ぶんこ)8のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

京での鬼火猩々事件後編

夜闇に光り近づくと消えてしまう怪物といったらトリックはある程度限定されてしまうけれど、かまいたちと共に出現する演出のおかげでより恐ろしい存在になっていた点が印象的だった

九尾山城籠城や瀬戸内の二つの事件、亀甲車の件などこれまでは武家の勢力争いが中心にある事件が多かったけど、今回はどちらかと言えば公家の事情が中心。戦国時代を舞台にした作品はどうしても武家の事情が中心になったものが多くなってしまうだけに、本作のような当時の公家がどのような状況に置かれていたかが理解できる内容になっていたのはとても良かった。
源平藤橘論とか初めて知ったよ

今回は行方不明になっていた麗が近くに居ながら記憶喪失のために微妙な関係が続いたためか、少しばかりお色気展開が少なかったのは残念

第七巻で秀吉から旗本として認められ知行を得られるようになった一郎太。それだけでも格別の扱いだったのに、8巻ラストではまさかの正親町天皇からも働きを認められることに
忍び目付け+北面の武士棟梁だなんて肩書が大袈裟なものになってきた

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2018年02月18日

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