【感想・ネタバレ】戦国ぼっち(桜ノ杜ぶんこ)2のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第一巻は戦国時代にタイムスリップと言いつつ、創作のお城にずっと籠城する展開だったから、そこまで戦国時代が舞台なら触れない訳にはいかないといった類の人物が登場することはなかった。
けれど、今回は江戸から始まり大坂を経由しの瀬戸内海での海賊退治ということで様々な人物や勢力が登場していた点は大いに評価したい。それでいて豊臣秀吉に真田信繁、小早川隆景なんてビッグネームが登場するのだからたまらない

又、推理要素に関しても前回は根拠の薄い指摘で犯人がべらべら真相を自白していたものだったが、今回は判る人には判るレベルのヒントが散りばめられ一郎太によるしっかりした推理が行われたため、謎解きを楽しむことが出来たのも良かった

ただ、恋愛要素だけが何ともなぁ……。ニューヒロインとして沙希が加わったけれど、それ以外は前回とほぼ変わらない構造。前回は一郎太の中では麗への想いが一歩抜き出ているような印象があったけれど、今回はその兆候はあまり見られない。むしろ再会したりよとの交流が他のヒロインより抜きん出ていたような
ヒロイン構造に変化はなくてもいいから、せめてもう少し読者が納得できる惚れ方をするヒロインは居ないものか

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2017年10月28日

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