三好銀のレビュー一覧

  • いるのにいない日曜日

    Posted by ブクログ

    夫婦の何とも言えない距離感、言葉のやり取り、大好きです。
    淡々と過ぎゆく、私たちの生活から少しだズレたような日常のお話、大好きです。
    この漫画の話しても、友人の誰も読んでいないのが本当悲しいです。
    もっと広まれ!!

    0
    2015年02月24日
  • 海辺へ行く道 夏

    Posted by ブクログ

    『いるのにいない日曜日』も良かったけどこっちはどんぴしゃで
    大好きだった!

    海の景色がでてくるマンガが好きなので、たまらんかったです

    ランチがめちゃくちゃ美味しそうです

    イルカが好きです

    0
    2011年07月30日
  • 海辺へ行く道 冬

    Posted by ブクログ

    夏より長く複雑になっている。話が。
    あれ?二冊目買いました。
    ほかの人に貸し出し用と、自分がいつでも読める用と
    コミックビームも、追いかけようと、五月号読んだら、またこれがおもしろくて。

    0
    2011年05月03日
  • 海辺へ行く道 夏

    Posted by ブクログ

    私好みという点から★五つ

    海辺の町で流れるどこか不思議な日常の点編集
    だいたいはとある少年を基点にしているけど
    その背景に流れているものが短編ごとに全然違う
    でもどこかつながっているようにみえる
    絶妙な加減の不可思議な曖昧さ

    海辺という一見開放的な空間に思える場所が
    作者の画から醸し出される一種の閉塞感によって
    現実から切り離された異界となり
    不気味さを潜ませたダーク・ファンタジーの舞台になっている

    のめり込むほど増していくミステリアスな雰囲気がたまらない

    0
    2010年01月31日
  • 海辺へ行く道 そしてまた、夏

    Posted by ブクログ

    このシリーズは、夢に出てきそうなキテレツさが光る。
    独特のタッチの絵と、なんとなく見慣れない会話のリズムがコマの飛ばし読みをさせない磁力がある。日常の中に埋もれたシュールさを発掘する?ような作品。「漫画読み飽きた」と思ったときに、手にとってほしい。

    0
    2019年09月17日
  • いるのにいない日曜日

    Posted by ブクログ

    微薫ただよう日常生活。
    ほんのりとあたたかくて少しふしぎ。
    オカッパの気の強そうな女性の絵がすばらしい。
    また夫の、いつもあらぬ方向を向いた拗ねたような表情もすてき。
    (どこかの誰かに似ているはずなのだが、思い出せない……)
    林静一の漫画を思い出した。
    そして無愛想な猫がたまらない!
    夫婦とは恋愛を通り越したら親友になれるのではと、
    この年になって思い始めたところ。
    その典型がこのやさしい漫画の中にある。

    0
    2016年07月14日
  • もう体脂肪率なんて知らない

    Posted by ブクログ

    生産性というものをまったく感じられない
    奇妙な仕事で稼いでいるお兄さんがいて
    ベビーシッターのお姉さんと同居しているのだけど
    ふたりの関係はまったく深入りしないもので
    性的な行為などちっともにおわせない
    たいへん健全なものであり
    まるで映画のセットみたいな町で
    連続する劇場型軽犯罪と
    たくさんの神童たちにふりまわされるという
    そんな現代的?かつオシャレ?な生活を淡々とえがいた漫画なのである
    僕はけっこう笑うけどなー

    0
    2014年04月11日
  • いるのにいない日曜日

    Posted by ブクログ

    「海辺へ行く道」のうち1冊を読んだら、ズルズルと3冊全部揃えてしまった。
    それで、これも購入してしまった。

    この方の絵の、線がとても好き。
    あと、マニアックなんだけど、指の描き方が、とくに皺が・・・妙に生々しくて好きです。
    まったくわたしの個人的な好みだけど、一コマを切り取って飾っておきたい漫画ってたまにある。それがこれだということなんですが。

    一番最後に入ってるお話は、生活系の雑誌に載っていそうなお話でとても普通っぽくて、
    この漫画だとそれが逆に新鮮ですよね。

    絶対起こりえない出来事じゃないけど、なんかちょっとずれてるので、
    読んでて自分の感覚がよくわからなくなってくる。不思議。

    0
    2013年11月08日
  • 海辺へ行く道 夏

    Posted by ブクログ

    絵は好き嫌いがあると思うが想像力が唯一無二!!
    たしかに異界 いろんな感情が去来する至極の読書体験

    0
    2010年03月08日
  • 私の好きな週末

    Posted by ブクログ

    ・まじない女のトマトソース
    ・猫とトースター
    ・シルエットの時間
    ・私の好きな週末
    ・トースターと思い出し笑い
    ・土曜の夜空の贈り物 前篇 後篇

    追悼寄稿
    角田光代 横浜聡子 森泉岳土 やまだないと

    後書
    三好風太

    亡くなったということはうっすら聞いていたが、こういう本が出ていたとは。
    まとまりはないがそれもまたよし。
    跳ね上がるタイプのトースターから本。
    息子さんいわく太宰治とつげ義春が好きだったとか。さもありなん。
    亡くなる直前の様子も作風に似て。
    エッセイでも言われていたが、亡くなっても作品は残る。

    0
    2021年02月11日
  • 海辺へ行く道 そしてまた、夏

    Posted by ブクログ

    またあの茫漠とした風に触れられることを期待して読んだら、意外や意外、ミステリーだった。
    前作も思い出してみればそうだったな。
    あっけらかんとした顔で、実は執着の気分もある、という人物造形。

    0
    2017年12月31日
  • 海辺へ行く道 夏

    Posted by ブクログ

    素敵な漫画だなぁ。
    漫画でしか現せない詩情だ。

    「みんなおんなじ顔をしている」(悪い意味ではない)中で、
    B行為をしていた爺さんが物凄く印象に残っている。
    「OLD BEAUTY」「FOERVER YOUNG」のシャツが笑える。

    『いるのにいない日曜日』がよかったから、『三好さんとこの日曜日』も読みたいなぁ。

    0
    2016年07月14日
  • 西荻窪キネマ銀光座

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    角田光代による映画評。面白く読む。
    (漫画はとばして読む。ごめんなさい。)
    そーか、太陽がいっぱいのトム・リプリー(A・ドロン)は殺してしまうフィリップに恋をしていたのか。彼自身になりたかったのか…、と妙に納得。
    藤竜也に会いたい一心で、ションベン・ライダーのオーディションに応募していたとは驚きだった。

    0
    2014年04月03日
  • 西荻窪キネマ銀光座

    Posted by ブクログ

    角田さんのエッセイと三好さんのコミックがコラボレーションした古今東西の名作シネマ案内。
    作品のチョイスに味がある。「ローマの休日」と「仁義なき戦い 広島死闘篇」が同列に並んでいるのが凄い!この2作品以外も、死ぬまでに観ておきたい作品ばかりである。
    エッセイの中では、「キャリー」に対する語りが面白い。不条理の恐怖論。

    0
    2014年03月31日
  • 西荻窪キネマ銀光座

    Posted by ブクログ

    西荻窪、わたしも大好きです。ノスタルジックで、楽しそうなお店が多くて。
    ーー繁華街からほんの少し離れた、なんの変哲もないちいさな町、あくまでたとえばの話、東京の西荻窪あたりに、古い映画館がある。

    観たことある映画が23本中7本程度しかなかったので、共感することは少なかったのですが、興味深く読ませて頂きました。三好銀さんのコミックを目にしたことがなかったのですが、今作ではちょっと違った角度からの視点が面白いなぁと。感想コミックではない、違った視点。
    昔の映画をとても観たくなります。そしてわたしが昔観て好きだったキャリー、ブルーベルベット、17歳のカルテあたりをまた観たくなった。

    0
    2014年02月12日
  • 海辺へ行く道 冬

    Posted by ブクログ

    何だろうこれは、と思いながら読み返して味わう漫画だろう。地味だけど突拍子のなさがあるのがこれまた不思議。

    0
    2012年11月04日
  • 海辺へ行く道 そしてまた、夏

    Posted by ブクログ

    ありそうでない街、特に何もドラマチックな事が起こらないけど、なんか不思議な空気感。海岸のランチはすごく食べたい。

    0
    2012年02月26日
  • 海辺へ行く道 そしてまた、夏

    Posted by ブクログ

    詩的で不思議な漫画。読む人を選ぶとは思うけれども、静かに読書が好きな人は好むと思う。日常から少しだけ位相がずれたそんな感じ

    0
    2012年02月23日
  • 海辺へ行く道 冬

    Posted by ブクログ

    夏 を購入した後、
    中毒性に引きずられ読んでしまった。

    あえて表すなら、
    この感覚、
    日本中世文学を読んでいるときの感じに似てる。

    「あやしがりて寄りて見る」 っていうあの。

    0
    2011年10月19日
  • 海辺へ行く道 夏

    Posted by ブクログ

    な、なんでしょうかこの中毒性・・・。


    頭を空っぽにしたいとき、本棚から出して読みます。

    奏介さんが素敵だ。中学生なのに。
    吹出しの中のセリフの奇妙な改行が小学校の教科書を思い出す。
    他人にオススメできない。
    身近な人でこれを読んでいる人がいれば、
    運命だと思って一緒にお酒飲みに行きたいレベル。

    普通っぽい感想を言える唯一の部分は、ランチがおいしそう!ってところ。

    0
    2011年10月22日