蓬田やすひろのレビュー一覧
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ネタバレ宇江佐真理さんの髪結い伊三次シリーズを読み終え、ロスの私が手を付けたのがこちら
長く楽しめるしね、と思いもあり
今は施設にいる同居してた母の愛読書だったので、全巻あり手を出しやすかったのもある
そして
私のモットー「いつも心に文吉姐さんを!」からすると、ちょっと甘い
いや、ストーリーも好きだし、文章も安くなく、格調高い感じがいい
ただるいと東吾のいちゃいちゃがもぞもぞしてしまう…甘すぎるんだよね
もちろん別物なので、同じものを求めるのは間違ってるが、伊三次と文吉のツンデレみたいな愛情表現、不破といなみ、松吉とおふさなど
ちょっと生な表現はあっても、さっぱりしていたのが好ましかったので、まだ慣れず
そして、今のところ東吾がちょっとスーパーヒーロー過ぎるかな
でもこれから先が長い
じっくり楽しみつつ(おるいの「東吾様、いやっ(と言って東吾に抱きしめられる)」みたいのにツッコミつつ)読み進めて参ります! -
Posted by ブクログ
いつお互い裏切ってもおかしくないような張りつめた関係性をキープしていた『風神の門』と比べると、こっちの才蔵と佐助はそれなりに仲間度がアップしていってましたね。
かといって馴れ合ってるというほどでもなく、期待していた適度な距離感だったのがよかったです。
もう1つ比べると、こっちの才蔵はけっこう人間くさいww
忍には不要と分かっていても風流に浸るのをやめられなかったり、戦が終わった途端連歌スランプに陥ったり、急に命を惜しむ気持ちが湧いたのはなんでだろうと悩んで半月間お堂に籠もってみたり、心の動きが色々と忙しい。
ヘタレ要素もちょっと持ち合わせた才蔵を楽しむならこっちでしょうか。
佐助に比べると微々たるものですが、他の十勇士にもそれぞれ何らかの出番が与えられてました。メンバーのうち半数くらいしか出てこない柴錬立川文庫を先に読んだからそう感じるのかもしれませんが。
真田家に関していえば、下巻後半から幸村が退場して息子・大助が二刀流で頑張ってましたが、やっぱり最後においしいところをもっていくのは親父だったというオチ。さすが頭脳労働者。 -
Posted by ブクログ
全2巻。
真田十勇士、霧隠才蔵のお話。
天地人でブレイクする前、
ちょっと苦労してた頃の著者の作品らしい。
真田十勇士の大活躍ってゆう
ベタな話はあまり読んでなく、
十勇士の中でも二番手的な、
青レンジャー的な霧隠才蔵が主役ってのが
ちょっと珍しくて読んでみる。
物語はだいたい3部に分かれる。
十勇士になる前、十勇士vs徳川、大坂の陣後。
ぶっちゃけ、十勇士な話は薄く、
真田十勇士を読めると思ってた自分的には肩すかし。
十勇士の影がだいぶ薄い。
猿飛佐助以外。
キャラ立ち的に。
だし、
大阪の陣後の前と後で別の小説な感じ。
陣後はまったくのオリジナルな伝奇もの。
若干トンデモ。
それを著者らしい、
王道な歴史ものっぽい口調で語られるので、
すこし違和感がある。
まあ、
十勇士がそもそも創作のトンデモってのは置いといて。
また、
前半は前半で面白いけど、
才蔵の出生の秘密とか、
割と大きな設定を無駄に使い捨てにしてたりする。
が、
才蔵の人物造形が割と好きで、
読み終わりはどこか余韻が残る。
真田十勇士としてとか、
史実とのうまい関わり方とか抜かして、
霧隠才蔵物語として読むと、
それなりに引き込まれる。
大阪の陣後のトンデモ物語での
ベタな展開や打ち切りマンガみたいなクライマックスも
個人的には割と好きだった。