一志治夫のレビュー一覧

  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」

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    タイトルに”食堂車”とあるが、鉄道一辺倒の内容ではなく、水戸岡鋭治氏の伝記のような本(まだご存命だが)。

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    2012年09月23日
  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」

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    恥ずかしながら、九州にくるまで水戸岡悦治さんというデザイナーを知らずやった。JR九州の車両をデザインされてるという点のみを知った程度ですが…夏休みも後半でこの本を見つけ、絶対休み中に読もうと、こもって読み始めたけど、はまって一気に読めた。水戸岡先生のバックボーンや、JR九州の車両や駅をデザインに関わり始めた経緯、交わる人やメーカーとの関係など、とても興味深く読めた。
    デザイナーや鉄道事業者、メーカーの立場でなく、使う人に優しく、インパクトを与え、本物を提供すること情熱を持って本気で取り組んでる方だと感じた。現在進行形でメーカーとして
    関わる部分もあるだろうと思うし、
    この本を夏休み最後に読めた

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    2012年08月19日
  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」

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    デザイナー水戸岡鋭治の仕事への情熱や姿勢、価値観を垣間見ることが出来る。

    デザイナーがどのようにまちづくりに関わるか。全ての答えは住民の意識レベルを変えることしか無い。フランスの哲学やジャック・アタリの言葉、「個人の意識のレベル」「社会の意識のレベル」「人間社会と環境の意識のレベル」の3つを同時に解決しなければ、全ての問題は解決しない。特に個人の意識レベルを変えるのが最も大変であり、こそれは子供ときからの教育が全てで、まちの環境が作るものとある。つまりまちの環境をヒト・コト・モノのレベルを高い位置に作っておけば、いちいちそれを言葉にしなくても、子供達は自然に身につけていくという考え方がある。

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    2012年08月17日
  • 「ななつ星」九州をゆく ~日本初のクルーズトレイン7年の軌跡~

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    『ななつ星』

    乗ってみたいなー。
    こんな仕事してみたいなー。

    無茶でもなんでも、
    周りを納得させて実現するんだから。
    本当に凄い人だと思う。

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    2022年12月20日
  • 美酒復権――秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦

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    ゆきの美人、山本、一白水星、新政、春霞。どれも美味いですね。いまをときめく秋田の酒蔵「NEXT5」の挑戦と苦悩のお話。
    どこも経営の危機を迎えており、もしかしたらあの味は飲めなかったかと思うと感慨深いですね。

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    2019年03月24日
  • 僕の名前は。アルピニスト野口健の青春

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    大学の先輩で、山で清掃活動をしている、というイメージが強かった。1度だけ学内で記者に囲まれた姿を見かけた。
    今回読んで、バックグラウンドがわかり、「そんな人生を歩み、登頂と今日に至るのか」と知れてよかった。とても面白く読ませてもらった。同じ学内にいるときに、話をもっと聴きたかったな~
    人は一歩一歩一つのことに没頭して初めて、突き抜けた結果を手に出来るんですね。。やるべきことに突き進むのみ!ですね。

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    2017年09月28日
  • 僕の名前は。アルピニスト野口健の青春

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    久しぶりに読みました。

    野口本人が書いた、『落ちこぼれてエベレスト』とはまた違った感じで、彼の高校生活から七大陸最高峰最年少記録の達成までの青春期が書かれています。
    共に過ごした大学山岳部時代がとても遠い記憶になりつつあるなか、懐かしかった。

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    2016年02月04日
  • 奇跡のレストラン アル・ケッチァーノ 食と農の都・庄内パラディーゾ

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    後書きにも書いてあったけど、良くも悪くも東京の人が書いた文章。
    一番荒いのは、農家の収支の読みが甘すぎるとこ。
    それ以外は、徳島の奥田さんに出会いたいと思えるような内容でした。

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    2015年12月23日
  • アンデルセン物語―食卓に志を運ぶ「パン屋」の誇り―

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    サブタイトルが「食卓に志を運ぶパン屋の誇り」というのですが、読み終わったとき、創業者の思いがあつく心に響きました。

    「これは、お客様にとって喜びにつながるかどうか」なんて素敵な言葉なんでしょう。。。この方たちは、人材教育にとても力をいれてこられたようですね~。素晴らしい。

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    2014年04月21日
  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」

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    実物を見に九州に行ってみたくなった。
    これほどの人がいまだに『自分は優秀じゃないから、常に鍛えていなければならない』と日々精進しておられると思うと、自分も日々勉強だなと。

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    2013年01月26日
  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」

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    ネタバレ

    感動は、注ぎ込まれたエネルギーの量に等しい。

    「ビートル」
    だからクロ。
    公共物は中間色、異質なものは目立たないほうが良いという発想を覆した。
    ジェットフォイルの走るしぶきを見せるよう、客室の後ろをガラス張りにした。

    787型特急「つばめ」
    JR各社は改革第一主義で、古い名称「つばめ」「さくら」へのこだわりがなかった。

    旅における食の記憶を大切にしたい。
    食堂車は五感を刺激する場。
    だから、空間の見え方だけでなく、木のぬくもりのような感触にも執着する。
    建築空間をつくっていく感覚で、街並みや住宅、マンションを車内に持ち込む」

     ガラスの壁(一部はポリカーボネイト)
     御影石の床(エンボ

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    2013年01月27日