高野潤のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
インカ帝国が未来にのこした世界遺産マチュピチュ。
太陽、虹、霧、風に包まれた永遠の聖殿は、いまなお謎とともに眠る。
人々は断崖上の都市でどのように暮らし、何に向かって祈っていたのだろうか。
初代皇帝の誕生神話、18~19世紀の古文書や最古の地図と秘められた歴史、1911年のビンガムの発見、そしてビルカバンバの山や谷、神秘の東方圏まで、マチュピチュを中心としたインカの全貌がここにある。
[ 目次 ]
第1章 インカの始祖伝説と岩山カカ
第2章 マチュピチュへとつながる道
第3章 自然界とつながるテーマパーク
第4章 誰がどのようにして生きていたのか
第5章 ロスト・シティとビンガ -
Posted by ブクログ
写真家の著者による南米の食事情
鶏の3倍の大きさフラミンゴの卵
素晴らしい甘みでねっとりらしい アノナ
酸味あるがその科では最高峰らしいマササンバ
知らない食材のオンパレード描写と写真で語られる南米。素材そのものを生かした調理法
&醤油はうまい
僕は南米自体行ったことないが、海外の知らない食べ物文化はとても楽しい
この本の写真でしか知らないのに味を想像できるのは本の豊かさというより日本食素材の豊かさからか
222、223ページに丸焼きそのまま大量モルモットの腹、口にハーブ系を詰め込んだ度肝抜かれる見開きグロ注意写真がある
食べてみたいと思った僕はこの本を楽しめたと思う -
Posted by ブクログ
ジャガイモ発祥の地におけるジャガイモとは、を知るために読んだが、ジャガイモへの情熱は記載の中では飛び抜けているが扱っている作物がそれだけではないことがこの本の良いところである。
タイトル通り、メインは世界への広がりも大きい3つだ。特にジャガイモについては原種やアンデス品種の食べ比べた結果や色味、断面や見た目などを記してくれており他より情報量が多いが、トウモロコシもトウガラシも負けじと載っており、最後にキヌアやアボカドについても触れられている。
キヌアの存在もあまり知らず、アボカドも南米原産だと知ると同時に、今日本で食されているものの南米原産の多さたるや、と感じざるをえなかった。