麻生芳伸のレビュー一覧

  • 落語百選 秋

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    家に唯一ある落語本で、子供の頃から擦り切れるほど読み返してる。
    何回読んでも気持ちのいい笑いが得られます。

    昔は会話を読みながら、抜けてて愛嬌のある与太郎さんとか熊つぁんを馬鹿にしてるだけだったんだけど、ご隠居さんとか階級の揶揄とか江戸の雰囲気とかが分かってきてまた一味ある。

    死に神とか猫怪談が、面白くて、でもちょっと怖い。
    一番好きなのは子わかれ。夫婦の愛情と親子の愛情がね。

    本物を聞きにいきたいなあぁぁ

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    2014年05月13日
  • 落語百選 冬

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    収録されているのは、うどんや、牛ほめ、弥二郎、寝床、火焔太鼓、首提灯、勘定板、鼠穴、二番煎じ、火事息子、按摩の炬燵、大仏餅、文七元結、芝浜、掛取万歳、御慶、かつぎや、千早振る、藪入り、阿武松、初天神、妾馬、雪てん、夢の瀬川、粗忽長屋。

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    2015年09月28日
  • 落語百選 秋

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    収録されているのは、道具屋、天災、つるつる、目黒のさんま、厩火事、寿限無、時そば、五人回し、ねずみ、やかん、山崎屋、三人無筆、真田小僧、返し馬、茶の湯、宿屋の仇討、一人酒盛、ぞろぞろ、猫怪談、野ざらし、碁どろ、干物箱、死神、粗忽の釘、子別れ。

    気に入っている噺は、目黒のさんま、時そば、ねずみ、死神。プロットが良く出来ていると思う。目黒のさんまは情景が浮かぶようで楽しい。ねずみでは左甚五郎が登場、良い味を出している。死神のサゲは、柳家小三治師匠のが好き。
    子別れは、よく演じられる(下: 「子は鎹」とも)だけでなく(中)も収録されている。

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    2015年09月26日
  • 落語百選 夏

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    収録されているのは、出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国、素人鰻、二十四孝、売り声、船徳、お化け長屋、たが屋、夏の医者、佃祭、あくび指南、水屋の富、紙入れ、千両みかん、麻のれん、三年目、唐茄子屋。

    好きなのは、出来心、狸賽、金明竹。金明竹は後半の言い立てもさることながら、前半も楽しい。

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    2015年09月25日
  • 落語百選 春

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    落語初心者なので、こういう本で押さえておくべき作品を知りつつ、youtubeなどで聴いてみている。話芸なので活字化されたものは別物と捉えるべきだろうが、基本形を知った上で表現の違いを味わうには良い資料だと思う。

    収録されているのは、猫久、たらちね、湯屋番、浮世床、長屋の花見、三人旅、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、王子の狐、猫の皿、蟇の油、〆込み、花見酒、崇徳院、大工調べ、四段目、付き馬、松山鏡、豊竹屋、一つ穴、こんにゃく問答、百年目、あたま山。

    私のお気に入りは、猫の皿、崇徳院、こんにゃく問答。百年目のサゲも好き。

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    2015年09月23日
  • 落語特選(下)

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    汲み立て、星野屋、反魂香、中村仲蔵、文違い、黄金餅、今戸焼、松曳き、心眼、三軒長屋、二階ぞめき、富久、一目上り、木乃伊取り、蔵前駕籠、夢金、悋気の火の玉、王子の幇間、片棒、居残り佐平次

    こういう物はとかく能書・解釈の類が長く、肝心の話が端折られてしまいがちだが、細かい会話もきちんと再現されているのが良い。

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    2012年12月24日
  • 落語特選(上)

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    品川心中、小言幸兵衛、浮世根問、大山詣り、蛙茶番、鰻の幇間、宮戸川、酢豆腐、岸柳島、三枚起請、らくだ、疝気の虫、お直し、代わり目、宿屋の富、黄金の大黒、紺屋高尾、和歌三神、鰍沢、桃太郎

    シンプルな書き方でありながら「足袋屋の看板」など細かい洒落も載せてあって面白い。

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    2012年12月24日
  • 落語百選 冬

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    うどんや、牛ほめ、弥次郎、寝床、火焔太鼓、首提灯、勘定板、鼠穴、二番煎じ、火事息子、按摩の炬燵、大仏餅、文七元結、芝浜、掛取万歳、御慶、かつぎや、千早振る、薮入り、阿武松、初天神、妾馬、雪てん、夢の瀬川、粗忽長屋

    さらっと話を楽しむのに丁度良い。実際に聞きにいくと、だいぶイメージが違っていたり、解釈のギャップが面白い。

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    2012年12月24日
  • 落語百選 秋

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    道具屋、天災、つるつる、目黒のさんま、厩火事、寿限無、時そば、五人回し、ねずみ、やかん、山崎屋、三人無筆、真田小僧、返し馬、茶の湯、宿屋の仇討、一人酒盛、ぞろぞろ、猫怪談、野ざらし、碁どろ、干物箱、死神、粗忽の釘、子別れ

    子別れは、寄席ではカットされがちな冒頭部分が書かれていて面白い。

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    2012年12月24日
  • 落語百選 夏

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    出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国、素人鰻、二十四孝、売り声、船徳、お化け長屋、たが屋、夏の医者、佃祭、あくび指南
    水屋の富、紙入れ、千両みかん、麻のれん、三年目、唐茄子屋

    あくび指南、この本で読んだ時はたいして面白いと思わなかったが、柳家喜多八さんが演じているのを見たら、とても面白かった。

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    2012年12月24日
  • 落語百選 冬

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    ワンピースのブルックが使う「鼻唄三丁矢筈斬り」はこの巻の「首提灯」に出てくる技です。白井権八の技だそうで。
    初天神の子供はクソガキ。ていうか落語に出てくる子供は大抵カツオ的。

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    2011年07月31日
  • 落語百選 秋

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    秋は名作三昧!目黒の秋刀魚、厩火事、寿限無、時そば、五人回し、山崎屋、真田小僧、死神、子別れ…殆どじゃないか。しかもやっぱり殆ど知ってる。落語と気付かせないで日本人の生活に溶け込んでるのね。
    その代表作が死神。これ落語だったの!いや海外の怪談じゃない!円朝の翻作らしいけど、元の話全然伝わってないもんね。創作って言ってもいいんじゃないの。
    これはあれです。死神が頭の方に座ってるか足の方に座ってるかで死期がわかるあの話です。それでズルした男が(布団持ってエイって回すのね)自分の命の蝋燭が尽きかけてるのを他の蝋燭に移し替えようとして失敗して死ぬあの話。これ落語!しかも円朝!本当ビックリ。

    あと秋の

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    2011年07月31日
  • 落語百選 春

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    どうも落語が気になる、と読んでみたら。いや意外と知ってる話が多い。何故か。色んなところに取り入れられているからでしょうか。
    この春の部の有名な話は(まぁ殆ど有名だけど)長屋の花見、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、蟇の油、こんにゃく問答辺りでしょうか。面白い。

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    2011年07月31日
  • 落語百選 秋

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    目黒の秋刀魚、寿限無、死神、子別れ、、、
    あまりに有名で慣用句と化しているような噺ですが、
    じゃあ、フルで聞いた事があるか、
    と言われると、無いんですね。

    そんな無教養人にはピッタリ。

    ただ、解説にも書いてあるように、落語は話芸ですから、、、
    落語ききに行きたくなった。

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    2010年08月06日
  • 落語百選 夏

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     これは、春夏秋冬でてます。夏から始まって、季節を一巡する予定でしたが、すっかり忘れて、秋どまり。旧暦なので微妙に季語が違ったり、江戸の皆さん楽しく気楽に時に馬鹿馬鹿しく、時にシリアスにやっていらっしゃるんだな、と楽しい本です。
     あっしは、飽きっぽいのがたまにキズでして・・・・。いつかは季節を一巡してみたいと思います。はい。

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    2010年05月19日
  • 落語百選 冬

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    落語というのは基本的にすべて作り話。あまりなじみの無い文化だと思われがちだが、かなり多くの人が何らかの形で見たり聞いたりしている。

    だれもが知っている話をいかにおもしろおかしく話せるかが噺家の腕にかかっているのだ。

    冬の夜長のお供にどうぞ!

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    2009年10月04日
  • 落語百選 夏

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    (出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国〔ほか〕)
    これは押さえておくべきでしょう。青菜、百川、金明竹に道灌。
    七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき。
    すっごい好きな噺。

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    2009年10月04日
  • 落語特選(上)

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    ネタバレ

    200225
    面白かった。
    でも、解説を読まないとわからない単語も出てきた。

    品川心中は死の噺なのに、
    なんかやっぱり間が抜けていて面白かった。
    落語は死を題材にした噺が多いらしい。
    死という究極のものが、いい緊張になって、笑いやすいのかな。

    品川心中の女の人は、年を取ってたけど、
    手紙を書くのが上手で、男の人をその気にさせるのがうまかったらしい。
    噺の中でも手紙の文が出てくるけどたしかになんかそんな感じだった気がする(適当、、)

    この本のアメリカ人の解説に、欧米に比べて日本はユーモアが少ないっていうところがあって、
    たしかに、別にビジネスの場でユーモアなんてわざわざ言わないなぁって思っ

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    2022年03月27日
  • 落語百選 冬

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    江戸落語を集め、それぞれに解説も付いている。
    会話形式なので疲れることなく読め、べらんめぇ口調も楽しい。
    印象に残ったのは人情話風の「文七元結」、「芝浜」、馬鹿馬鹿しいが自由奔放なノリとリズムが楽しい「弥次郎」、火災の多かった江戸ならではの火消しや火の用心をテーマにした「鼠穴」、「二番煎じ」、大晦日の借金清算にちなむ人世諸相を描いた「掛取万歳」など。
    中でも、人の命を救う誠実さ、それに打たれた人がとる計らいを語る「文七元結」、雪の降る大晦日、除夜の鐘を聴きながら夫婦差し向かいで、心が通じあうラストが素晴らしい「芝浜」は秀逸。    

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    2020年02月24日
  • 落語百選 春

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    超絶期待していた分、普通だった。
    やっぱ落語はしゃべってなんぼか?

    物語には、オチが大切で、落語の場合、サゲがしっかりしてるので、どの話も面白く読めるのが魅力。

    あと夏秋冬とあるけど、冬が面白そう。
    ま、のんびり読みすすめるとする。

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    2012年01月17日