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古今東西、語り伝えられてきた古典落語が100話が収録。
春・夏・秋・冬、それぞれの巻に25話ずつの計100話。
寄席で生の落語を聞くのが一番だけど、なかなかその機会がない人にはお薦め。
本書シリーズ4巻で、話の流れや内容を事前に知っておけば、生で落語を聞く際、同じ演目でも落語家によって、その話方に話運び、オチの付け方などの違いが分かって、より一層落語が愉しめるはず。
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落語、といえばオチ話と思っていたが、落ちの可笑しみもさることながら、語り途中から笑い所がたくさんあった。
また当時の人たちが話の中から教養を得られる一面もあったと知り、マスメディアがあまり無かった時代には、やはりライブが盛んだったのも頷けた。
今や様々なメディアがあるものの、落語に触れる機会は少なく、読めばますます寄席に行ってみたくなった。
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収録されているのは、出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国、素人鰻、二十四孝、売り声、船徳、お化け長屋、たが屋、夏の医者、佃祭、あくび指南、水屋の富、紙入れ、千両みかん、麻のれん、三年目、唐茄子屋。
好きなのは、出来心、狸賽、金明竹。金明竹は後半の言い立てもさることながら、前半も楽しい。
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出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国、素人鰻、二十四孝、売り声、船徳、お化け長屋、たが屋、夏の医者、佃祭、あくび指南
水屋の富、紙入れ、千両みかん、麻のれん、三年目、唐茄子屋
あくび指南、この本で読んだ時はたいして面白いと思わなかったが、柳家喜多八さんが演じているのを見たら、とても面白かった。
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これは、春夏秋冬でてます。夏から始まって、季節を一巡する予定でしたが、すっかり忘れて、秋どまり。旧暦なので微妙に季語が違ったり、江戸の皆さん楽しく気楽に時に馬鹿馬鹿しく、時にシリアスにやっていらっしゃるんだな、と楽しい本です。
あっしは、飽きっぽいのがたまにキズでして・・・・。いつかは季節を一巡してみたいと思います。はい。
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(出来心、道灌、狸賽、笠碁、金明竹、鹿政談、しわい屋、百川、青菜、一眼国〔ほか〕)
これは押さえておくべきでしょう。青菜、百川、金明竹に道灌。
七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき。
すっごい好きな噺。