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○目次
まえがき
猫久/たらちね/湯屋番/浮世床/長屋の花見
三人旅/三方一両損/饅頭こわい/粗忽の使者
明烏/王子の狐/猫の皿/蟇の油/〆込み
花見酒/崇徳院/大工調べ/四段目/付き馬
松山鏡/豊竹屋/一つ穴/こんにゃく問答
百年目/あたま山
解説 落語が指さす道 鶴見俊輔
本書では、「たらちね」や「大工調べ」、「崇徳院」、「付き馬」。「明烏」、「こんにゃく問答」など名作が数多く収録されている。
「三方一両損」の大岡裁きや江戸時代の滑稽本「浮世床」からの種などバラエティ豊かな作品が軒を連ねる。
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落語スタンダード。解説も至極さっぱりしている。筋や背景を分かった上で、落語を聞きにいけば、それぞれの味付けをより楽しめるような気がする?
猫久、たらちね、湯屋番、浮世床、長屋の花見、三人旅、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、王子の狐、猫の皿、蟇の油、〆込み、花見酒、崇徳院、大工調べ、四段目、付き馬、松山鏡、豊竹屋、一つ穴、こんにゃく問答、百年目、あたま山
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古今東西、語り伝えられてきた古典落語が100話が収録。
春・夏・秋・冬、それぞれの巻に25話ずつの計100話。
寄席で生の落語を聞くのが一番だけど、なかなかその機会がない人にはお薦め。
本書シリーズ4巻で、話の流れや内容を事前に知っておけば、生で落語を聞く際、同じ演目でも落語家によって、その話方に話運び、オチの付け方などの違いが分かって、より一層落語が愉しめるはず。
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「粋」に触れたくて手を伸ばしてみたら、これが滅法面白くてハマった一冊。
夏・秋・冬とあるので、全部読んで落語が好きに。
噺家さんの生の落語を見に行きたくなりました。
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落語初心者なので、こういう本で押さえておくべき作品を知りつつ、youtubeなどで聴いてみている。話芸なので活字化されたものは別物と捉えるべきだろうが、基本形を知った上で表現の違いを味わうには良い資料だと思う。
収録されているのは、猫久、たらちね、湯屋番、浮世床、長屋の花見、三人旅、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、王子の狐、猫の皿、蟇の油、〆込み、花見酒、崇徳院、大工調べ、四段目、付き馬、松山鏡、豊竹屋、一つ穴、こんにゃく問答、百年目、あたま山。
私のお気に入りは、猫の皿、崇徳院、こんにゃく問答。百年目のサゲも好き。
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どうも落語が気になる、と読んでみたら。いや意外と知ってる話が多い。何故か。色んなところに取り入れられているからでしょうか。
この春の部の有名な話は(まぁ殆ど有名だけど)長屋の花見、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、蟇の油、こんにゃく問答辺りでしょうか。面白い。
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普段、落語を聴く機会はまったくと言っていいほどありません。
でも、それなりに興味はあります。
去年かおととしには、どうにも落語を聞きたくて、
たまたま閃いて新聞のラジオ欄をめくってみて、NHKの寄席番組を
聞いたことがあった。名の知らぬ落語家さんが手慣れた調子で
しゃべる落語を聴いたのだが、耳慣れぬ言葉などが理解できなかった
印象がありました。
だったら、活字でよみゃあいいじゃねぇか。
そうあたしは考えた。
「おーい、八っつあん、落語の本なんてものは、そのへんの本屋に売っているんだろう?」
「へぇ、旦那、売っておりますよ」
「あれだろ、文庫だろ。単行本だと、かさばってよくねぇ」
「ちくま文庫から落語百選ってのがでてるんじゃなかったかなぁ」
「そうか、八っつあん、それならおめぇ、ちょっとひとっ走りして買ってきてくんねぇ、
どら、これには路銀と駄賃も含めてある、とっておけ」
「旦那、ありがとうございます。ただあれですよ、落語の本ですが、「春編」を買ってきます」
「どうしてだい?」
「旦那に春が訪れるところがみてえからでやす」
「こいつぅ、馬鹿にされてるんだか、有難いんだか、わかりゃしねぇや」
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超絶期待していた分、普通だった。
やっぱ落語はしゃべってなんぼか?
物語には、オチが大切で、落語の場合、サゲがしっかりしてるので、どの話も面白く読めるのが魅力。
あと夏秋冬とあるけど、冬が面白そう。
ま、のんびり読みすすめるとする。
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落語をそのまま文章にした本ですね。名作もたくさん収録されていて、ずっしり楽しめる一冊でした。個人的にかなり好きなのは「猫の皿」「〆込み」「崇徳院」あたりですかね。「豊竹屋」や「こんにゃく問答」は、噺家の手によらないといまいちピンとこないですね。人数が込み入っているような話も、誰が語っているのか分かりにくくて残念。同時に、噺家のうまさというものを実感させて頂きました。それにしても、落語の台詞回しの何て気の利いていること。見習いたい、大切にしたい日本の文化です。
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落語をおさえとこうと思いまして。ええとまだ「春」だけです。聴くのがほんとうだとは思うけれど。で、落語をまとめて「押さえて」みて読んで思ったこと:思考回路にくせがある(あたりまえだけれど)。それをこよなくよきもの懐かしいものと感じないという自分に気がついた。