井伏鱒二のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
「ドリトル先生」シリーズ第二弾。
今回も、ドリトル先生は船の旅にでかけます。
夢があってすごくいいお話だから子ども向きだなぁ〜とは思ったけれど、穿った読み方をすれば、かなり白人優位主義の立場で書いてあるねぇ。白人は文明があり、優れた人間として書かれているのに対し、黒人は文明もなく、原始的な生活を営んでいる未開の野蛮人と書かれてる。カニバリズムを行っているとまで言ってるし。
他にも、ドリトル先生が白人文化を黒人に押し付けたりしてるところもあり。いかに白人文化が正しく優れたものであるかを黒人と比較することで露骨に描いている。
・・・って、こんなにバイアスかかった読み方ばかりしてたら、ドリト -
-
-
-
Posted by ブクログ
有名な「山椒魚」。
読んでみると、実際にこういう人いるよなあと思わされる。
自分の過失なのに腹を立てたり、誰かを道連れにしようと意地悪したり、卑屈になってしまうような人。
そんな山椒魚に対して、蛙はなぜ閉じ込められたことを恨んでいないんだろう。
むしろ山椒魚のことを憐れんでいるのかもしれない。
短い話なのに、考えさせられることが多かった。
他の作品も時代を感じさせるものが多く、有名なのは「屋根の上のサワン」。
雁を助けてペットにして、サワンという名をつけた物語。
自由を奪いながらも愛を注ぎ共生しようとする飼い主と、仲間と外の世界を望むサワン。
動物を飼育することとは何か、動物にとっての幸せは