井伏鱒二のレビュー一覧

  • さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記

    Posted by ブクログ

    たしかジョン万次郎がよみたくて買ったんだったと思う。
    でもジョン万次郎も面白かったけど、さざなみ軍記がおもしろくて
    驚いた覚えがある。
    終わりははっきりしないけれど、そこも含めて面白かったんだよね。

    0
    2010年01月16日
  • ドリトル先生航海記

    Posted by ブクログ

    ドリトル先生シリーズのうち、なにか一冊だけなら「航海記」。
    ま、すりこみってことですかな。たぶん、最初に読んだ作品やから。

    0
    2010年02月22日
  • 夜ふけと梅の花 山椒魚

    Posted by ブクログ

    定本 夜ふけと梅の花 (単行本)のほうを読みました。
    表紙は井伏氏が描いた、地図。

    どの話も最初から最後まで貫き通される主人公のだめだめさが、
    なんだか気持ちいいというか、文体との不思議な調和があって、
    「よし、この主人公を反面教師にして頑張ろう」なんて気には塵ほどもならない不思議な心地よさがありました。

    「一匹の蜜蜂」で、
    肥え太って働かなくなったぐうたら蜜蜂を見て自分に重ね、
    蜜蜂と自分を重ねることを周りにちょっと怒られてる場面があって、
    でも「山椒魚」しかり、暗喩するということにすごく敏感な人なんやなぁと。

    あとがきを読むと、同じ話でも何度か書き直して少しずつ違うみたいなので、他の

    0
    2009年10月20日
  • 仕事部屋

    Posted by ブクログ

    教科書に載っていた黒い雨の印象しかなくて、
    なんか暗いのばっか描いているかとおもえば、
    交友関係が広くて、出てくる人出てくる人のキャラが濃い。

    芸術家たちの交友関係はなかなかおもしろい。

    ただの白髪のおじいさんじゃなかったんだなー。

    0
    2009年10月04日
  • ドリトル先生と緑のカナリア

    Posted by ブクログ

    ピピネラと窓ふき屋との経緯は気になっていたから、続きが読めてよかった。岩波では一応、シリーズ12作目ということになっているけれど、連続性としては『ドリトル先生のサーカス』『キャラバン』『緑のカナリヤ』の順番で続けて読むのがお奨め。白ネズミの台詞「あんなことを言っているのは誰でしょうね?」のくだりが好き。先生も家族も、やかまし屋の主婦ダブダブに心から感謝し愛しているのがわかる。自分に重ねてしまうよな〜…でも、家族に理解してもらうには、ガミガミだけでない表現の仕方を考えなきゃならないんだな。窓ふき屋の本はどうなったろう?(2008-12-12L)

    0
    2009年10月04日
  • ドリトル先生のキャラバン

    Posted by ブクログ

    ドリトル先生のシリーズのなかで、『サーカス』とか『動物園』とか、この『キャラバン』のような、人間の街で先生や動物たちが活躍する話のほうが、外国を冒険する話より好み。マシューも活躍するし、サラが絶妙のタイミングで登場してはぶっ倒れたり、ガブガブやダブダブも、家の中の方が生き生きとしているから。この本も、お腹を抱えて笑う場面がいっぱいありました。(2008-11-21L)

    0
    2009年10月04日
  • ドリトル先生の楽しい家

    Posted by ブクログ

    犬の話が最高。クスクス笑いながら読んでしまった。子どもたちが大きくなって、この物語を喜んで読む日を楽しみにしている。(2008-04-03L)

    0
    2009年10月04日
  • ドリトル先生航海記

    Posted by ブクログ

    こんなお医者様が近くにいたらなぁ! ウチの猫も看てもらうんだが。ガブガブの活躍がなかったのが残念だが、ポリネシアが大活躍したのでいいか。ポリネシアにも傍にいてほしい。時に煩いだろうけどね。で、…雄だっけ、雌だっけ? 原作ならheとかsheとか書いてあるんだろうけど、日本語だとわかんないな。(2008-03-15L)(2013-01-06)

    0
    2013年01月06日
  • ドリトル先生の郵便局

    Posted by ブクログ

    「ドリトル先生」シリーズ第三弾。

    今回ドリトル先生は、寒いイギリスを出て再びアフリカへ行きます。

    ドリトル先生ってよっぽどアフリカ好きだったんだろうなぁ。毎回×2飽きもせずに行くなんて(笑)

    というか、この作品が書かれたときって、今よりもっとアフリカ情勢が知られてなかったから、未知なものへの好奇心から色んな妄想が膨らんでこういう作品ができたんだろうな。

    今回も、色々な動物を使ったアイデアでアフリカに郵便制度を普及させるドリトル先生。

    次はどんなお話かな?楽しみです★

    0
    2009年10月04日
  • 井伏鱒二全詩集

    Posted by ブクログ

    死んだ後で何といってもらいたいかという石川淳の質問に「詩人」と答えたという逸話を記憶してます。これを読むと詩の方が寿命が長そうな気がします。いいです。岡山出身の内田百間は中世が現代に顔を突き出したという評言(種村季弘の言葉だったか)がありますが広島出身の井伏も同じ気配があります。中国地方の文学風土は江戸戯作を通過してないのかな?

    0
    2009年10月04日
  • 駅前旅館

    Posted by ブクログ

    旅館の番頭、生野次平が主人公。
    旅館にくるさまざまな客、あるいは旅館の女中や板前、番頭同士のドタバタ人情劇。
    戦後、敗戦の憂鬱を吹き飛ばすかのような、上を下への、多忙を極めた番頭仕事。小気味良くテンポよく、読み手の心を楽しませる。
    あるときは旅館の女将と。またあるときは芸者上がりの女工と恋の駆け引きがあったりする。笑

    それにしても、読みながら感心したのは、やはり日本人という民族は接客業に対してたぐいまれなる熱意をもってして、さまざまな趣向をこらしたおもてなしを、昔から徹底してたんだな…。てことですかね。

    0
    2015年09月26日
  • 厄除け詩集

    Posted by ブクログ

    「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」
    これよ、これ。
    井伏鱒二さんが五言絶句とか漢詩を井伏節に訳している詩集デス。
    ううううんと唸ってしまう、雰囲気の良い訳詩がたくさん。

    0
    2009年10月04日
  • ドリトル先生の楽しい家

    Posted by ブクログ

    わくわくする、その一言に尽きるシリーズ。ドリトル先生のなんとものほほんとしたキャラクターがたまらない。大体、何ヶ国語もしゃべれるキャラっていうのはそれだけで偉大。ましてや動物としゃべれるなんて。

    0
    2009年10月04日
  • 山椒魚

    Posted by ブクログ

    初井伏鱒二作品。
    短編でサクッと読めるところはよかった。
    私の能力では味わいきれてないように思う。
    「シグレ島叙景」
    お前らは、それをば白状せぬのか、こんじょうまがり!
    口論のところは面白かった。

    0
    2026年07月26日
  • 山椒魚

    Posted by ブクログ

    山椒魚のインパクトたるや。そこからの岬の風景、へんろう宿、屋根の上のサワンが落ち着きすぎてて同じ作者か疑う。理解をするには読み込む必要が絶対にあるが、なんかわからないけどじっくり読みたい時には良い

    0
    2026年07月22日
  • 黒い雨

    Posted by ブクログ

    戦後81年。井伏鱒二『黒い雨』を読もうと思い立つ。
    本棚登録、記念すべき800冊目。

    原爆投下後の広島。即死は免れながらも、放射性物質を含む『黒い雨』を浴びたがために差別に苦しみ、縁談がまとまらない姪・矢須子。重松は、矢須子が健康であることの証しとして、原爆投下直後の日記の清書を始める。そんな中…

    原爆投下直後の広島の様子が伝わってくる。
    平和記念資料館の展示物を観た時の衝撃と、知らず知らずに涙していたことを思い出す。

    何もわからない中、投下された原爆。
    何もわからないまま亡くなった方がどれだけいたのか、即死は逃れながらも、苦しみながらなくなった方、原爆症に苦しまれた方…
    どれだけたくさ

    0
    2026年07月20日
  • 駅前旅館

    Posted by ブクログ

    何かが起こるわけではないが、その時代の雰囲気が伝わってきて登場人物が魅力的な実在の人物のようにおもえてくるのは筆力だろうな。主人公の素人童貞感もいい。

    0
    2026年06月24日
  • 駅前旅館

    Posted by ブクログ

     仕事帰りにふらり途中下車した駅で散歩中、古風な書店を見付けて入り、新潮文庫の棚の渋い品揃えに感服し、それではと渋い本を読もうと思い購入。
     井伏鱒二は大昔『黒い雨』を読み始めるも退屈な感じがして読むのをやめてしまっており、それ以来ご無沙汰だった。
     太宰治について読んでいるとこの人はちょいちょいでてきており、私の好きな『富嶽百景』では、太宰と一緒に三ツ峠山に登っている。太宰と比べ、ユルいユーモアというか、悲しいことでもせいぜい「哀しい」感じに留めて、ふわっと受け流している感があった。

     戦前の風俗を懐かしむ戦後の番頭による語り。
     世の中の裏側を描いたようでいて、それでいて例外的というより

    0
    2026年06月20日
  • さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記

    Posted by ブクログ

    日記形式で進む軍記はなかなかおもしろかった

    ジョン万次郎、漂流してから後の人生もとんでもない
    事前に「漂流」を読んでしまったため、島での生活があっさりすぎる気がしたけど、まあそれも仕方がないなと思わせるその後の人生の濃さ!

    0
    2026年06月19日
  • 黒い雨

    Posted by ブクログ

    高校生の時に買ってから、5年ほど積読していたがようやく読んでみた。
    黒い雨のもたらす悲惨な健康被害。原爆が投下された後の広島の情景がありありと伝わってくる。
    事実が淡々と描写されるが、かなり読んでて身が重くなるようなものばかりだった。

    戦争真っ只中で言論統制されていた日本で生きていた無罪の市民が苦しみながら死ぬ。
    こんなことを風化させてはいけないし、核抑制だとしてもこんなの二度と使われるべきではない。

    0
    2026年06月12日