昭和陸軍全史 1 満州事変

昭和陸軍全史 1 満州事変

1,155円 (税込)

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日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行という事態はなぜおこったのか? 彼らはいかなる思想の元に行動していたのか? 日本陸軍という日本の歴史においても特異な性質を持った組織がいかに形成され、そしてついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったかのプロセスを描く3部作の第1巻。少壮エリート軍人層による組織内での下克上、その結果としての満州事変から政党政治の終焉までを描く。(講談社現代新書)

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  • 昭和陸軍全史 1 満州事変
    1,155円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行という事態はなぜおこったのか? 彼らはいかなる思想の元に行動していたのか? 日本陸軍という日本の歴史においても特異な性質を持った組織がいかに形成され、そしてついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったかのプロセスを描く3部作の第1巻。少壮エリート軍人層による組織内での下克上、その結果としての満州事変から政党政治の終焉までを描く。(講談社現代新書)
  • 昭和陸軍全史 2 日中戦争
    1,045円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行という事態はなぜおこったのか?彼らはいかなる思想の元に行動していたのか?日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、そしてついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったかのプロセスを描く3部作の第2巻。統制派と皇道派の抗争と統制派の勝利、勝利を得た統制派の指導の下、日本が泥沼の日中戦争へと突入する過程を描く。
  • 昭和陸軍全史 3 太平洋戦争
    1,265円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行はなぜ起きたのか? 彼らはいかなる思想の元に行動したのか? 日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、ついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったのか? 日中戦争未解決のまま勝算なき対米戦へ突入、リーダーなき陸軍は迷走を続け、膨大な数の犠牲者を出し日本は無条件降伏する。全3巻完結!! (講談社現代新書)

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昭和陸軍全史 1 満州事変 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年02月26日

    素晴らしいの一言に尽きる。

    なぜ日本はかくも無謀な戦争に突き進んでいったのか。

    この素朴であるが難解なテーマに対するひとつの見識として、
    新書とはいえ、昨今の雑誌のような新書とは異なり、
    とても濃厚で読み応えのある内容になっていると思う。

    まさに陸軍、いや昭和陸軍の端緒が何なのか、
    そして政党...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月17日

    様々に論争されている対象。その対象を、この本では丁寧に描いています。あの時代を振り返るにあたって、賛否の是非はあるでしょう。その判断をする前に、一読する価値はあります。

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    Posted by ブクログ 2014年09月28日

    なぜ無謀な戦争は始められたのか?
    日本を破滅的な戦争へと引きずり込んでいった昭和期の陸軍・・・
    さらにその昭和陸軍を引っ張っていった人物たちにスポットを当てて、満州事変から太平洋戦争までを振り返る・・・
    全3巻の第1巻、満州事変・・・
    著者の前著の「昭和陸軍の軌跡」がとっても面白かった(勉強になった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月27日

    満州事変は、関東軍と陸軍中央の一夕会系中堅幕僚グループの連携によるものだった。そして、犬養内閣の成立と荒木陸相就任によって、関東軍や陸軍中央の一夕会系中堅幕僚が企図していた、北満・錦州を含めた全満州の軍事的掌握が一挙に実現した。また日本の実権掌握下での独立国家樹立の方向が、国家レベルの政策として決定...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月04日

    一夕会による陸軍内権力の把握経緯という視点を主軸に、満州事変の経過について詳細に記述。
    幣原内閣に対しては、国際協調路線を維持するため陸軍へのコントロールに腐心し、総辞職までコントロールを完全には失ってはいなかったと肯定的に評価。
    国際連盟脱退について、熱河作戦を理由とする除名を避けるため機先を制し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月22日

    読んでいて思うのは破綻した論理的展開。戦略家達が、歴史と現状を分析して、国がどう振る舞うべきかを考える。
    そこには覇権を争う欧米列強に対する生き残りをかけた論理がある一方で、愛国心(?)からなのか、アジア諸国を低く見て、日本を救済者、指導者とする傲慢さが垣間見える。そこで論理は大きく破綻しているが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月06日

    著者は「昭和陸軍」が満州事変を契機に形成され、日中戦争から太平洋戦争へと続く道を作っていったと考えている。

    第1巻はその満州事変がなぜ引き起こされたのか、「昭和陸軍」とはどのような組織だったのか、について永田鉄山、石原莞爾ら陸軍中堅幕僚によって組織された一夕会などと陸軍中枢(長州閥や宇垣派)などの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月31日

    満州事変期の陸軍内部の動向について、永田鉄山と石原莞爾ら、昭和陸軍の構想をリードした人物を中心に論じています。

    特に永田の構想は本書で初めてその内容を知りましたが、非常に理路整然とした説得力のあるもので、その後の陸軍の方向を決定づけたというのも頷けます。

    およそ370ページと、新書にしては厚いこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月01日

    川田先生の昭和陸軍史の本。今まで川田先生の著作を見ているので、内容が大分被っている部分があるが、この辺の歴史については日本史の中でかなり重要に思っているので熟読した。今までの著作同様に永田を中心とした一夕会グループの動きと対立していた宇垣派の考え方について詳しく書かれていた。第一次世界大戦が永田と石...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月18日

     当時日本で最も優秀な頭脳集団の一つだった旧日本陸軍。なぜあの太平洋戦争に至り、その後完全解体という悲劇に至ったのだろうか?本書は全3部作の第1部で、満州事変とその背景について論じている。そしてその原因を、陸軍内部に誕生した一夕会とその他の派閥抗争に端を発するとしている。一夕会が考える陸軍が取るべき...続きを読む

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