戦前日本の安全保障

戦前日本の安全保障

1,023円 (税込)

5pt

4.2

日露同盟か、日米提携か、集団的相互安全保障か、それとも――。第一次世界大戦以降、日英同盟が空洞化し、中国をめぐる欧米との軋轢が進むなか指導者たちが描いた外交構想とは? 山県有朋、原敬、浜口雄幸、永田鉄山という大戦間期を代表する4人の世界戦略を読み解く。現代の安全保障を考える際の手がかりとなる一冊。(講談社現代新書)

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戦前日本の安全保障 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年07月15日

    戦前、特に両大戦間期の日本の安全保障構想はどうだったかってのを山県有朋、原敬、浜口雄幸、永田鉄山の四人をあげて検討する。
    全体の説明がくどいぐらいのところがあって、そこはおつむのそんなよくないおれには理解するのにありがたい。
    明治末の山県有朋は欧米列強による中国分割を避けて保全しつつ、日本の影響化に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月24日

    さすが、川田さんという感じ。

    欲を言えば、もっと史料引用を原文でしてほしかった(新書という性格上、仕方ないかもしれませんが)

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    Posted by ブクログ 2013年04月01日

    永田鉄山の現状認識は恐いくらい正確。でも、不可避な戦争に国家総動員で立ち向かうべく中国の資源を確保する(そのためには領有も辞さない)しかなかったのだろうか。。

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    Posted by ブクログ 2013年03月18日

     山県有朋,原敬,浜口雄幸,永田鉄山の四人を軸に,WWIからWWII前夜にかけての日本の安全保障構想を見ていく。特に山県と原,浜口と永田の間で国際関係をどう眺めるかという視点の違いが際立つ。著者はこれまでにもこの四人についての著書を何冊もものしているようで,各人の思想についての深い洞察が感じられる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月20日

    山県有朋、原敬、浜口雄幸、永田鉄山の安全保障構想についてそれぞれ述べられ、比較している。

    比較が適切かと言われれば、なかなか難しいが、この手の切り口で、わが国の戦前の安全保障について、歴史を元に述べられているのは珍しい。個人的には、面白かった。

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