近衛文麿と日米開戦――内閣書記長官が残した『敗戦日本の内側』

近衛文麿と日米開戦――内閣書記長官が残した『敗戦日本の内側』

1,430円 (税込)

7pt

4.3

昭和史の貴重な記録を読み解く。日本が太平洋戦争に突入していく重要な時期に国政を担った、第二次・第三次近衛文麿内閣。その内閣書記官長を務めた富田健治によって、戦後に書かれたのが『敗戦日本の内側――近衛公の思い出』である。そこには、近衛らが緊迫する国内外の情勢にいかに対応したかが、当事者しか知りえない舞台裏と共に、息づかいまで感じられる筆致で綴られている。解説は、昭和史研究の第一人者である川田稔名古屋大学名誉教授。会話などからも歴史的価値を見出し、読み解いていく。はたして、日米開戦は不可避だったのか、それとも――。

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近衛文麿と日米開戦――内閣書記長官が残した『敗戦日本の内側』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    近衛文麿と日米開戦 川田稔編 祥伝社
    具体的な歴史資料に基づく
    揺れ動く肌感のある日米開戦前後について
    知ることができた

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月11日

    近衛文麿とルーズベルトが会談してたら?
    ドイツがソ連に攻め込まなかったら?
    外相が松岡じゃなかったら?
    そんな事を考えながら読んだ。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月07日

    大変重要な本。太平洋戦争に至る過程が、内閣書記官長という当事者しか分からない内情によって明らかにされている。当事者であるが故の自己弁護や人物評の偏りはあるかもしれないが、それを差し引いても余りあるリアリティ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年11月07日

     第二次、第三次近衛内閣という歴史的に枢要かつ重要な時期に内閣書記官長を務めた富田健二が、戦後に書いた手記の内、近衛内閣時代および大東亜戦争期の部分を収録した本である。
     日本近代史において近衛文麿が果たした役割というのはマイナスのイメージが強いが、本書においては、近衛自身が意図していたものとは違っ...続きを読む

    0

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