昭和陸軍全史 3 太平洋戦争
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昭和陸軍全史 3 太平洋戦争

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日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行はなぜ起きたのか? 彼らはいかなる思想の元に行動したのか? 日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、ついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったのか? 日中戦争未解決のまま勝算なき対米戦へ突入、リーダーなき陸軍は迷走を続け、膨大な数の犠牲者を出し日本は無条件降伏する。全3巻完結!! (講談社現代新書)

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  • 昭和陸軍全史 1 満州事変
    1,155円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行という事態はなぜおこったのか? 彼らはいかなる思想の元に行動していたのか? 日本陸軍という日本の歴史においても特異な性質を持った組織がいかに形成され、そしてついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったかのプロセスを描く3部作の第1巻。少壮エリート軍人層による組織内での下克上、その結果としての満州事変から政党政治の終焉までを描く。(講談社現代新書)
  • 昭和陸軍全史 2 日中戦争
    1,045円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行という事態はなぜおこったのか?彼らはいかなる思想の元に行動していたのか?日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、そしてついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったかのプロセスを描く3部作の第2巻。統制派と皇道派の抗争と統制派の勝利、勝利を得た統制派の指導の下、日本が泥沼の日中戦争へと突入する過程を描く。
  • 昭和陸軍全史 3 太平洋戦争
    1,265円 (税込)
    日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行はなぜ起きたのか? 彼らはいかなる思想の元に行動したのか? 日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、ついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったのか? 日中戦争未解決のまま勝算なき対米戦へ突入、リーダーなき陸軍は迷走を続け、膨大な数の犠牲者を出し日本は無条件降伏する。全3巻完結!! (講談社現代新書)

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昭和陸軍全史 3 太平洋戦争 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月26日

    満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と、様々な覇権争いが見られた。宇垣一成と一夕会、皇道派と永田鉄山、永田亡き後の石原莞爾と武藤章、武藤章と田中新一。内部抗争を繰り返し、積極派がさらなる積極派に駆逐されていく。方針が破綻をきたし、限界を超えた時に収集をつけられるものが誰もおらず、破滅する。元老がいな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月03日

    全三冊!長かった。
    昭和の世界対戦を、陸軍の視点から解剖する本。
    とにかく情報量が多くて読むのけっこう大変でした(*_*)けど、読んで本当に良かった!!陸軍内の派閥争いが戦争をどのように助長させたのか。また、参謀本部と陸軍省との政治的対立とかも、興味深い。
    どうして、日本は、勝ち目のない戦争へと突入...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月06日

    日米開戦に至るまでの軌跡のひとつとして、
    陸軍内部でどのような議論が行われたのかが、
    克明に描かれている。

    とりわけ、大きなポイントとして、
    武藤章軍務局長と田中新一作戦部長との意見対立の存在を、
    著者は指摘しているが、いずれも日米開戦回避では一致していたのだ。

    明らかにズルズルと戦争へ引き込ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月15日

    日本はなぜ、必敗の戦争へ突入していったのか?
    日本を破滅へと引きずり込んでいった「昭和陸軍」を主導した人物たちにスポットを当て、その破滅への道を辿る・・・
    全3巻の最終巻、太平洋戦争・・・
    満州事変から泥沼の日中全面戦争・・・
    そしてついに太平洋戦争へ・・・

    何であんな無謀な戦争へ突入していったの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月26日

    「昭和初期、満洲事変を契機に、陸軍は、それまで国際的な平和協調外交を進め国内的にも比較的安定していた政党政治を打倒した。その推進力は、陸軍中央の中堅幕僚グループ「一夕会」であり、彼らが、いわゆる昭和陸軍の中央を形成することとなる。
     その昭和陸軍が、どのように日中戦争そして対米開戦・太平洋戦争へと進...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月20日

    全3巻におよぶ、精緻な調査と思考に貫かれた著作。
    その最終巻です。

    如何に考えたのか、如何に行動したのか。
    その論理は何に基づいているのか。

    盲目的な礼賛でもなく、拒絶的な断罪でもない。
    「あの」論争の対象に目を向けるとき、考える土台を提供してくれる本だと思います。

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    Posted by ブクログ 2015年11月23日

    現代日本に昭和陸軍性悪説というようなものが定着したのは、司馬遼太郎のような作家の影響なのだろうか。

    昭和陸軍全史と銘打たれているが、三冊の新書を通して描かれるのは昭和陸軍の高級幕僚史である。石原莞爾と永田鉄山が理論的支柱となり立ち上げた一夕会が、やがて陸軍省と参謀本部を牛耳り、さらなる権力闘争を経...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月29日

    「3」は太平洋戦争の開戦から終戦まで。
    これを陸軍省の武藤軍務局長、参謀本部田中作戦部長2人の戦略構想を中心に検証する。
    当然、誰もがアメリカと戦って勝てるとは考えていなかった。ならなぜ? どうしてもっと早くに講和できなかったのか? いろんな説がある。どれもが一面の正解なんだと思う。
    ただ国家として...続きを読む

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