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Posted by ブクログ 2024年03月22日
日本産業界の父と言われた渋沢栄一翁一生を描いた長編小説。
若かりし頃、若気の至りで憂国の志士として高崎城乗っ取りを計画するが挫折。
知恵と努力と誠意で大成し大人物として育って行くが大河ドラマ「青天を衝け」にて詳しくドラマ化されましたが原作はこの城山三郎版の渋沢栄一だと思われます。
平岡円四郎、徳川慶...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
幕末の面白さに惹かれて、渋沢栄一のことも知りたいと思い本書を読んでおります。上を読み終えたところです。
幕末、武士道みたいな精神で、これだ!と決めたことに突っ走っていく人が多いなか、渋沢もその考え方から、横浜で焼き討ちを計画する。
でも、新しいことを知って、渋沢は自分の立ち位置を変えていく。時代の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月05日
現代日本につながる実業界を作った渋沢栄一。武州血洗島出身、幕末は志士であったという。エネルギッシュな渋沢の波乱の生涯を描いた長編歴史小説。
上下巻の上巻。
大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一、日本経済、実業界の創立の立役者。武州中山道の宿場町深谷宿の北の血洗島の豪農の家に1840年に生まれる。
自...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月08日
幕末維新激動の中、渋沢栄一が武州の一農夫から明治新政府の一員(租税正、今で言えば財務省主税局長)として招かれるに至る迄がこの上巻で描かれる。尊王攘夷に燃え仲間と共に討幕の行動を起こす決意をしその機を常に窺い乍らも世の中は目まぐるしく変化し続け、なかなかその意を遂げる事が出来ない。しかしそんな中でも、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月21日
国の行く末までも自分ごと化できるすごさ。
来年の大河ドラマの予習もかねて。
先に読んだ著者の『落日燃ゆ』が素晴らしかったのも作用して。
熱量がすごい。国を憂い、自分たちがなんとかするんだ!という思い。本当に熱い。すごい。
自分自身のこと、他人のこと、所属する組織のこと、働いている会社のこと、住...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月09日
渋沢栄一の30歳くらいまでの出来事を、いろんな登場人物を交えて描かれたわかりやすくて面白い小説。
小説の読み始めは、読みにくい。
栄一の家族や栄一が暮らす村の人々など、登場人物が多くて脳内渋滞を起こしてしまった。。
ただ、それらの登場人物が織りなすエピソードが読み進めていくうちに、どんどん面白く...続きを読む
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