無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
このシリーズ結構しょっちゅうファイルの更新をさせられる。しかも更新しない、は選べない。更新するか、後で更新するの二択のみ。結局その度に好きなシーンに挟んでおいたしおり等が全部消えてしまう。四季はもう何回か更新のせいで好きなシーンがパッと開かなくなっている。電子でも紙の本でもお金払って買ったら自分の使いいいようにカスタマイズしたいよ…お話は最高です、最高だからこそ、しおり沢山挟んでるのになぁ〜。また更新こお知らせきてるし!
Posted by ブクログ
春はそう、「四季」の始まり
森博嗣さんの作品にどっぷりハマり読み続けて来た中で楽しみにしていた「四季」シリーズに辿り着いた。犀川先生や西之園さんのS &Mシリーズや、紅子さんや保呂草さんのVシリーズの根底にずっと流れていた「彼女」の存在が、「彼女」の始まりが、周りの人との交流を軸に深掘りされ始めていた。
天才はそう、自分のもつ天性のギフトに対しての肉体的な、時間的な、人間関係的なキャパをオーバーしてしまう。私たちが精一杯生きているこの世界の見え方もまた違うように、天才である「四季」にとってはそれは自由ない存在になるための足枷になっている部分もある。それを思うと「すべてがFになる」や「有限と微小のパン」などで描かれていた行動や思考にも我々には観測できない筋道があるのだなと思った。
この天才「四季」と登場人物との距離やズレといったものは同時に天才「四季」と私たち「読み手」との距離やズレ、それは二次元的な存在である小説と我々が生きている高次元の実世界という一見すると我々の方が明らかに上位存在であるのに、そうとはならず二次元存在の小説世界の方が実世界を遥かに超越している。
「四季」と我々との間の次元的なズレの間にある魅力に我々は引き摺り込まれ、小説世界に引き込まれていると同時にそこで明らかに理解を超えた存在である「四季」と出会う。
読み手が主体で行っている行為としての読書に意志を持たないはずである小説側からまるで読まされている、読み進めるように手を動かされている、そんな魅力や魅惑が小説世界の「四季」には存在していた。
Posted by ブクログ
真賀田四季の天才性はここまでだったとは……。自分も四季と同じ幼少期を過ごしたはずなのに、あまりにも共感できないその人間性。ほんとうに6歳の人間の頭脳なのか、これが?たしかにこのまま成長したら、有限と微小のパンで描写されていた、肉体さえ超越した存在へ辿り着くのも納得いきますね。ただただ驚愕した一冊でした。
森博嗣先生の描く天才キャラは本当に引き込まれます。これまで読んできた創作物で登場してきた天才キャラは、イコール計算ができるみたいに描かれがちでした。また、TVでもハーバード卒のアスリートなどが出ると「計算され尽くした〜」など、至極どうでもいい実況が入ったりすることからも、「天才=計算が早い、難しい計算ができる」とされることが多い印象です。しかし森博嗣先生が描く天才は違います。言葉のチョイス、思考の速さ、見ている景色の違いなどで、天才という言葉に妙に納得できます。この表現力、本当に素晴らしいですね。
さて、次は夏。13歳、孤島の事件の真相がわかるということで、来年も引き続き、森ミステリを楽しんでいきたいと思います。
※余談
各務亜樹良、紅子、萌絵の父親が出てきたことで、S&MとVの時系列が違うのは確定っぽいですね。この辺りも楽しみ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸