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Posted by ブクログ
クラシック批評家の本間ひろむによる感性のマルタ・アルゲリッチと正確な技巧のマウリツィオ・ポリーニの音楽人生をそれぞれに紐解く。その場その場で出会った人に影響を受け、影響を与えながら人生を紡いでいく二人だが、その二人が交差する場面は意外とない。出てくる音楽家がわからないだけにすごく惜しい。最後のショパンコンクールのあるき方は、ピアノ国際コンクールが外観できて非常に参考となる。ショパン国際ピアノコンクール、ジュネーブ国際音楽(荻原麻美が2010年優勝)、ロンティボー国際音楽、ブゾーニ国際音楽、ヴィオッティ国際、ミュンヘン国際、チャイコフスキー国際、リーズ国際、浜松国際などなど。もちろんベルヴィエやタングルウッド音楽祭も出てくる。
Posted by ブクログ
現代最高の2人のピアニスト。いずれもショパン・コンクールで圧倒的な優勝を飾ったということで、他の歴代優勝者からも超越した存在だった。2人の実に対照的な人生、演奏が印象的。ショパン優勝後、ミラノ大学で物理学と美学を学び、音楽界から離れたポリーニ。一方、アルゲリッチは優勝前に若くして既に長女を産んでいた。そして多くの音楽家との恋・妊娠出産・離婚。著者は軽はずみともいうべきトーンで下世話なエピソードをふんだんに書いており、実に楽しい読書になった。この2人が1957年のジュネーヴ国際音楽コンクールで競い、アルゲリッチ1位、ポリーニ2位ということがあったとは後日考えた場合に面白い事件だった!と思う。この2人に限らず、多くのピアニスト(ミケランジェリ、コルトー、ルビンシュタイン、ポゴレリッチ、ゲルバー、バレンボイム、内田光子、ユジャワンなど)についても面白いエピソードがいっぱい!
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