富士日記(上) 新版

富士日記(上) 新版

1,034円 (税込)

5pt

夫、武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す日記文学の白眉。田村俊子賞受賞作。巻末に関連エッセイ、大岡昇平の「山の隣人」と、武田泰淳の「山麓のお正月」を収録する。

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1~3件目 / 3件
  • 富士日記(上) 新版
    1,034円 (税込)
    夫、武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す日記文学の白眉。田村俊子賞受賞作。巻末に関連エッセイ、大岡昇平の「山の隣人」と、武田泰淳の「山麓のお正月」を収録する。
  • 富士日記(中) 新版
    1,056円 (税込)
    愛犬の死、湖上花火、大岡昇平夫妻や土地の人々との交流……。執筆に加え講演、選考会など多忙をきわめる夫・泰淳の仕事の合間を縫うように過ごした富士山荘の日々を綴る。昭和四十一年十月から四十四年六月の日記を収録。田村俊子賞受賞作。【全三巻】 〈巻末エッセイ〉しまおまほ
  • 富士日記(下) 新版
    1,034円 (税込)
    季節のうつろい、そして夫の病。「忙しくくたびれて」日記を付けられなかった二年間をはさんで、ふたたび丹念に綴られた最後の一年間。昭和四十四年七月から五十一年九月までの日記を収録。田村俊子賞受賞作。【全三巻】 〈巻末エッセイ〉武田 花

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富士日記(上) 新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    手に入れたのが嬉しくて、大事にしすぎてしばらく
    寝かせてあった「富士日記」を読み始めた。
    早速夢中になる。
    日常の日記なのに、なんでこんなに惹かれて
    しまうのだろう。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

     夏休みに旅行に行きたいけど暑すぎるし人も多いし...という方は、読書で旅行気分を味わうのもお勧め。
     本書は武田泰淳の妻百合子が富士山麓の山荘生活を綴った日記。本宅は赤坂のマンションで、流行中の二拠点生活を半世紀以上前に先取りしている。食事のメニューと毎日の行動、買い物の細々した記録を読んでいると

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    昭和40年12月の車の故障の描写がうますぎて、笑えない状況に笑ってしまった
    昭和41年6月のタイヤホイールカバーが外れた日の話が切なくて胸がきゅってなる
    百合子氏の気強いけど家族の前だと甘えられるところに惹かれる
    武田一家も好きだし、富士山麓の人たちがいいな
    知らない人たちなのに知ってる人みたい

    0
    2022年09月20日

    Posted by ブクログ

    家や車がしょっちゅう不具合を起こして修理していたり、これって飲酒運転じゃないかしら…?と思った場面がありました。(日記に登場する大人がよくビールを飲んでいる)

    夏は湖で泳ぎ、冬は雪遊び、地元の人たちとの交流など、山での生活を楽しんでいる感じがしみじみと伝わってきて、興味深い本です。毎日の献立がおい

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    平凡な日常の中にこそ人生の楽しみは隠れていることを教えてくれる。

    武田泰淳、百合子夫妻は富士山麓に別荘を買い求める。そこでの暮らし、極めて平凡な、食事や季節の変化を記録しただけの日記。なのになぜこんなに面白いのだろう。

    まだ高速道路の開通する前の時代。甲州街道経由か国道246号経由か。当然トラッ

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

    何度も読みかえしています。
    的確な表現 描写 時に乱暴(?)とも思える言葉。
    憧れの女性。
    この日記を読むと何故か元気に強くなった
    心持ちがします。

    0
    2019年08月29日

    Posted by ブクログ

    日曜の朝10時、FMで小川洋子さんの「メロディアスライブラリー」を聴いている。それで知った本。小川洋子さんは随分気に入っているらしく、他の本を紹介する回でも「富士日記」に言及することがあり。

    興味は持ったんだけど、でも、作家の奥さんとは言え、素人の日記だよなと、手を出さずにいたのだが。先日、新版が

    1
    2019年07月21日

    Posted by ブクログ

    何回読んでも、最後まで読みきれない本ってやつが、たまにある。この本が読みきれなかったのは三度目。ああ、まさに3度目の正直だったのに。また今回も読みきれなかった。これはもう買おう。うん。それで読むか、きっぱり諦めよう。

    それはともかくとして。本書は田村俊子賞を取った名随筆である。人が、ご飯を食べたり

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    小説家、武田泰淳の妻、武田百合子氏の日記です。
    私は再再読くらいで、小説家、泰淳の著作は読んだことがなく、百合子氏の方が知っていますね。

    日記の中では夫、泰淳があり、妻の百合子があるって感じですけど、私の中では百合子氏が「主」というか。

    こちら上巻は、昭和39年7月から昭和41年9月までの記録で

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    阿久津隆さんの「読書の日記」にて、読まれていた本。
    以前より、気になっていてようやく手に取ることができた。
    僕は何より、ポコが好きです。
    残りの2巻もちまちま読んでいこうと思います。

    0
    2022年04月18日

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