日日雑記 新装版

日日雑記 新装版

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

3.0

十九年ともに暮らした愛猫の玉が死に、深沢七郎、大岡昇平ら友人たちを送った昭和最後の三年間。映画や食べ物、小旅行、富士山荘での暮らしなど、身辺のできごとや気持の照り降りを、簡潔で心に響く文章で綴った、著者最後のエッセイ集。
〈巻末エッセイ〉武田 花

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    日日雑記 新装版
  • タイトルID
    :
    1375049
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    武田百合子最後のエッセイ集。
    相変わらずたんたんと日常を書いているのだが、富士日記なんかと違って公開前提の文章だからか、書くことに慣れてきているのか、わかりやすくユーモアがある感じ。
    1日六回温泉に入って湯治をして若々しくしている人に、内心(年中温泉入っているだけなら若くなったってどうだというのか)と突っ込んでいたり、温泉のアヒルが食べられちゃう運命なのをさらっと書いていたり、愛猫の葬式をやるくだりで「飼い主のこういうときの気持ちを納得させ」る金額は五万円前後と得心しているところとか、面白くてくすりとしてしまった。

    しかし、夫を早くに亡くして出戻りの娘と2人暮らし、友人も次々亡くなっているようで、いろいろ旅行なんか行っているけれどどうにも寂しい感じがつきまとう。夫のちょっとした思い出に触れるときの優しい手つきの文章なんかには切なくなった。文章に感情が露骨でない分、より深さを感じさせるというか…。
    この本を出して翌年には武田百合子本人も亡くなっているようだけど、そんな自身の死の予感もあったのだろうか、と思ったりした。

    0
    2025年10月31日

日日雑記 新装版 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    日日雑記 新装版
  • タイトルID
    :
    1375049
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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