なぜ、明智光秀は、あのとき、織田信長を討ったのか――古来より数えきれぬほど繰り返し問われてきたこの問いに、本流の歴史学的思考が真っ向から取り組んだ画期的論考が、最新の研究を反映する大幅増補をくわえて文庫化。信長は何と戦い、何に負けたのか。この日本史上最大の政変の核心を衝く試みは、"戦国時代とは/室町幕府とは/日本の中世・近世とは/何か"という根本的な問いへと至る。本格的歴史学研究でありながら、歴史小説・大河ドラマファンも楽しめる、驚きと発見に満ちた知的挑戦!
Posted by ブクログ 2021年02月16日
たまたま書店で見つけ、話題性のあるテーマでもあるので買って読んでみた。
著者は日本近世史の研究者で、特に近世国家の成立を専門としているようだ。
著者は本能寺の変について、足利義昭が黒幕であるという立場を取っている。だがそう単純なものではなく、義昭復権に長宗我部元親が絡み、さらには朝廷(すなわち正...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月07日
途中からまたちょっと迷子になってしまった。
この手の歴史解説本は苦手かもしれない。
明智が謀反を起こさなかったら、今の世の中はどうなっていたのだろうか、、、
とか考えるのは少し楽しい。
足利義昭が裏で糸をひいていたはなんとなく信憑性が高そう。
本能寺の変は実は信長と義昭の戦いだったのかもしれな...続きを読む