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Posted by ブクログ
企業戦略とは事業戦略の財務戦略の両輪。
ビジネスの起点はどこまでいってもお金。
ではお金をどのように集めるか、その真髄を企業のフェーズごとに体系的に学ぶことができた。
ファイナンス世界や株式市場における定石や暗黙知も親切に教えてもらえる。
まさにファイナンスのバイブルと言える一冊だろう。
◆肌感覚数値
営業利益率×総資産回転率=ROA
6%×0.8≒5% ※上場企業の平均
この肌感を抑えておくと企業診断初動がスムーズ。
PERは15枚程度。
ROE=10%
EBITDAマルチプル=8倍
◆暗黙知
国債を安全資産とみなす。
例:日本が満期の5年、10年で潰れることはまずないと考えられるから。
◆企業価値
企業価値=事情価値+非事業価値=株主価値+負債
◆IR
IRの役目は流動性の創出。
どんなに良い商品も田舎で買う人がいなければ値段はつかない。
Posted by ブクログ
サブタイトルに相応しい、戦略と実務がふんだんに書かれていた専門書であった。理論パートも実務パートも具体的で要点を抑えていたように感じられ、最後の1ページまで蛇足になる範囲はなかった。
小生は数冊ファイナンス理論にかかる本を読んできたが、どうしても本の中で紹介されている理論と自身の実務の間に距離感が感じていた。ただし、本書ではその溝を埋める工夫がされている。
一つは、ファイナンスの理論をもとに企業分析をする際に比較となる市場平均の紹介だろう。紹介にとどまらず、どの数値を抑えておきべきか明記している点は非常に役にたつ。
【覚えるべき数値】
・ROA : 5% ※営業利益ベース
= 営業利益率 6% × 総資産回転率 0.8回
・ROE : 10%
・PER : 15倍
・EBITDA倍率 : 8倍
特に、本書で使われてるケース問題は過去の事例を用いている上、本書で解説されている理論を用いて解き進めるため、理論の需要性が直に感じられたものになっている。また、便宜上の数値の選択や説明がされていない点も良かった。(WACCで用いられる利息や自社株買い後のBetaなど)
【勉強になったテーマ】*本書で初見且つ重要なもの
- 企業のライフステージごとの適切な資金調達がある。
- 「収益性」・「生産性」を原因に、「成長性」・「安定性」という結果を得られ、これらが企業のキャラクターとなる。
→ROAが収益性と生産性をもつ。
- 外食企業の黄金比率
- PER = 株価 / EPS
- ROICの分解ツリーの先には、事業投資資産回転率を細分化することで、運転資本・有形固定資産・その他資産に分解できる。
- 事業価値、企業価値、株主価値のウォーターフロー図
- * Levered beta vs Unlevered beta
- 買収価格に含まれるプレミアムの種類、潜在的なプレミアムとシナジーによるプレミアム。
- VWAP : Volume Weighted Average Ratio (売上高加重平均株価)をもとにTOBで買収価格を決定。
- * Re-CapitlizationによるWACCの変化
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ビジネス・実用
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