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Posted by ブクログ
「必要以上に高い格付けを維持することの経営努力とコストは馬鹿にならない」
企業の価値とはなにか?
M&Aの意義や実務上の注意点は?
資金調達の方法と特徴は?
といった企業をファイナンスの視点で多角的に見てそれぞれについて易しくわかりやすく解説してあり、入門の「教科書」的な位置づけ。
分厚い割にスラスラ読める。
<メモ>
・アナリストがある企業を評価しないレポートを発表した際には、当該企業の財務部が証券会社にクレームをつけることがあった。
→アナリストの客は投資家だが、投資銀行部門の客は企業
→投資銀行からの圧力でアナリストの独立性が保てないのは問題
→現在の、投資銀行部門と株式アナリストのウォールができた
・ベンチャー企業への投資時に求めるリターンは最低でも年率15%程度になるだろうことが想像できます
・M&Aの前に検討すべきこと
1.そのM&Aは、自社の経営戦略に合致しているか?
→自社の経営戦略に合致しないM&Aは、たとえ魅力的な事業でも検討に値しない
→IRでの言い訳のためのM&Aとなっていないか?
2.その戦略目的は、M&Aでなければ達成できないのか?
→経営戦略は最小のコストで最大の効果をめざすべき
→買収でなくとも業務提携やライセンス契約、ヘッドハンティング、ジョイントベンチャーなどで目的を達成することはできないのか?
3.その会社のポストM&A経営は自社でできるのか?
→M&Aとは買収しておしまいではない。ポストM&A経営こそ本当のM&A
→買収する会社を経営できる人材は自社にいるのか?いない場合、外部から調達できるのか?
・手数料
→社債:0.5%以下
→転換社債:2-3%
→新規株式発行:5%超
Posted by ブクログ
入門書を改めて購入・読んでみる。
油断していたが、意外に内容が濃いというか丁寧に説明している。
WACCやDCFの概念から具体例まで綺麗に落とし込んでいる。
悲観・現実的・楽観的シナリオなどは、他の入門書では省略されてる場合が多いので親切である。
ましてや最適資本構成も記載しているとは、入門書なのにやるなっ。
また、M&A契約書のドラフト案まで考察しているのには感心した。
M&Aの内容が特に力を入れて書いている。
対象は事業会社の経営戦略担当者・財務戦略担当者に向けて書かれていると思われるが、投資銀行を目指す学生・新入社員ならば、業務内容を大変よく理解できる書籍である。
あー、俺もCMとIBに配属された時に読んどけばよかったなー。
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ビジネス・実用
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