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Posted by ブクログ 2017年09月16日
戦争で親を失くした子供たちは多かったと
小さいころ、親からきいていた。
アニメ映画「火垂るの墓」でみすてられた兄妹が力尽きていく姿は印象に深い。
しかし、日本の歴史の教科書は、終戦の後、すぐに復興、高度経済成長へと、輝かしい軌跡だけを描いている。
焼け野原と高層ビルの間には、真実何があったのだろう。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月12日
東京大空襲によるどれだけの人の人生が変わったか、この本を読むまで考えたことがなかった。
学校の授業でも映画でも原爆に焦点を当てることが多い中、浮浪児の話はあまり知られていないのではないだろうか。
これを感じさせないぐらい、東京の発展と当時の人のがむしゃらさはすごかった、ということを物語っていると...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月30日
戦後の浮浪児の証言からその実態がまとめてあり、とても勉強になった。
今の季節はテレビでも戦争のドキュメンタリーやドラマを毎年やっているが、大半は軍の話だったりしている気がする。
戦争によって失ったもの、すべてを失ってもなお生かされている現実を受け入れざるを得ずがむしやらに生きてきた人がいること。
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月28日
太平洋戦争の戦災孤児。
空襲などで焼け野原になり、家族を失った孤児たち。
インタビューを通じて、その当時のことを洗い出したルポ。
上野「ノガミ」に集まってくる孤児たち。
寒さをしのぐため駅の地下道に集まり寝る場所もないなか過ごす。トイレに立ったら自分の場所はなくなる。
上野の繁栄は、闇市。
テキ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月21日
「浮浪児たちの人生から生きることの意味を考えることは今の私たちに必要なはず」。著者の問いかけにうれしそうに微笑む元浮浪児の男性。
戦争を経由し様々な理由で親と別れて上野に集まった子供たち。なんとか食いつなぐ道を見つけ、たくましく路上で生き残っていく者たち。
そんな子供たちを引き取り、育てあげていく「...続きを読む
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