触りたい 触れない 僕が触れると君は死ぬ
町から外れた森の奥、ひっそりと佇む大きなお屋敷。
そこには「死神」が住んでいる―
幼い頃、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いをかけられ、周囲に拒絶されるようになった貴族の「坊ちゃん」。
そんな坊ちゃんが今一番困惑していることは…
彼に仕えるメイド「アリス」の逆セクハラ!
触れないのを良いことに、絶妙な逆セクハラを続けるアリス。
彼女のことが気になる坊ちゃん、触りたいけど触れないのは嬉しいようでツラい…
アリスの手さえも繋げない。
二人の純愛は実を結ぶのか!?
Twitterで大反響を呼んだ、二人の切ない恋物語、待望の第1巻!!
Posted by ブクログ 2018年03月27日
これは、良いラブコメだ
常に、絶対の自信を持って、自分がグッと来た作品を紹介する、と心がけているが、この『死神坊ちゃんと黒メイド』は、いつもより力強く推薦したい
なんだ、この甘酸っぱさは、と口調が荒くなってしまうくらい、読み手の興奮は最高潮に達するだろう
メイドは男にとって、ロマンの一つ。しかも、美...続きを読む
触れたら相手が死んでしまう呪いにかけられた少年の、究極の純愛。クールに余裕綽々で逆セクハラしてくるメイドと赤面坊っちゃんに萌える。
呪いが解けて欲しいような欲しくないような、不思議な気持ちになる話です。次巻はメイドさんの赤面に期待。
触れた人を死なせてしまう呪いにかかっている坊ちゃんとそんな坊ちゃんに仕えるメイドの純愛コメディー。
呪いのせいで家族に見捨てられて、他者に怯えられる。そして好きな相手にも触れられない。悲惨な現状なはずなのにクスッと笑えるコメディー。2人のかけあいもとても面白い。
触れたら死んでしまうのにグイグイ接近してくるメイド。坊ちゃんは理性を保てるのか!?という話なのだけど、冷静に考えるとかなり危ねえ!でもこの距離感のおかげで坊ちゃんは救われているんだろうな。
巻が進むごとに少しずつ周りのことも分かってくるのだけど、一巻だとまだまだ。
主人公の設定が可哀想過ぎて笑って良いシーンかどうかわからないと思ったのですが、暗いシーンとの描き分けがしっかりされていて、夜でも笑って良いシーンは少し明るく描がかれていて良かったです。
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