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酒見版『三国志』、ここに完結!
盟友を亡くし失意の孔明は、南蛮の王・猛獲を七度破って七度許し、南蛮の物資を確保。「出師の表」を劉禅に報じ、魏を倒すため北伐を決意する。蜀と魏が五丈原で対陣する時、孔明最後の奇策が炸裂する!
いまだかつてない孔明像を書き上げ、大反響のシリーズ、堂々の完結篇。
解説・稲泉連
※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
この最終巻では、劉備の遺児、劉禅を戴き、南方への遠征、そして五度に渡る北伐の末に、孔明が落命する件が描かれる。
私にとっては、マイ・ファースト三国志。
出師の表はかろうじて「聞いたことがある」レベル。
五丈原の戦い、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」はこのことであったか、という体たらく。
第四部がなかなかしんどかったこともあり、読み通せるか心配だったが、冒頭の「ラーメン屋三国志」によるここまでのあらすじのおさらいで助かった。
劉備死後の孔明は、自分の柄に合わないことをやらざるを得なくなっている感が強い。
普通(!?)の三国志ものを読んでいたら、孔明の晩年はなかなか読んでいて寂しく、つらかったかもしれない。
が、酒見版では、天才軍師も変態軍師として、徹底的に戯画化される。
孟獲との七たびに及ぶ戦いも、どこか面白いお話として楽しめてしまうのだ。
どうしよう、もう他の三国志になじめないかもしれない。
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