たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ

たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ

748円 (税込)

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“イギリスのEU離脱決定”と“ドナルド・トランプのアメリカ大統領当選”を見て、成長と拡大を求め続ける資本主義経済の終焉を確信したという橋本治。資本主義の終わりとは何か? その後を我々はどう生きるべきなのか? 「昭和の終わりと同時に日本経済は飽和した」「貿易なんて西洋人の陰謀に過ぎない」「国民はクビにできないので、企業経営感覚の政治家は容易に差別主義者になる」など、政治や経済といった枠を超えて次世代に語りかけるメッセージ。【目次】まえがき/序章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた/第一章 バブルになるとどうなるか/第二章 「ヨーロッパ」という謎を解く/第三章 経済は飽和したら終わるものだ/第四章 バブルを経て「社会」が消えた/第五章 なにを言ってもムダな人たち/第六章 世界が終わった後に/終章 不思議な王子様のモノローグ――私は中学生のときにバブルを見た/あとがき 川喜多研

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たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。

    橋本治が亡くなって、もう、3年近くなるのだなあ。
    訃報をネットで見た時は、すごく頼りになる親戚のおじさんが亡くなったような、随分と心細い気持ちになった。

    この人の言っていることは一貫していて、「ちゃんと自分で悩んで、考えなくちゃいけないんだよ」てことに尽きる。

    自分で考える、っていうの

    1
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    俺なんかもバブルの時になんか変だな、嫌な感じと思ってたから、そうだったんだぁ~!て膝を打てるけど、その頃ちっちゃかったり、まだ生まれてない人も今や大勢いるから、実感湧かない人もさらにもっといるんだろうな。
    人ってやってる最中は何やってんのかよくわからないことのほうが多い。特に状況がそうなっててその状

    1
    2017年10月27日

    Posted by ブクログ

    自分の先の未来に、不安を抱えていた時に出会った本。橋本センセ、もう少し早く空いたかった…
    いや でも この本を残してくれて有難うございます。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    心のない論理や心の論理で生きる人たちは、自分が絶対に正しいと思っている。でも、心のある論理の人は、自分の正しさを相手に認めさせたい訳でもない。

    0
    2017年07月12日

    Posted by ブクログ

    最近、「話す」人が増えて、「聞く」人が減った。
    「聞く」人は、「話す」人の話しを、ニーズだと思うようになった。
    自分にとって、利益があるか、ないか、その功利性が、「話し手」と「聞き手」、
    「私」と「他人」の境界を分ける要素となった。

     橋本氏は、本当に不思議な人で、「まぁ、とりあえず、俺の話しを聞

    0
    2017年06月06日

    Posted by ブクログ

    今年読みたい本と選んだ三冊の本。
    再度アメリカでトランプ大統領となった現在。本書は読んで欲しいと思う。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    口述という体裁もあってか今回もあっちこっちに話が飛ぶのに、最後に必ず元に戻ってきて、きちんと筋が通っているところが相変わらず凄い。またこの人の言葉の使い方、特に喩えが超絶に上手い。昭和=「復興経済」との表現もすごく腑に落ちる。
    英EU離脱は成長、拡大を追求した経済飽和の象徴であり、もうこれ以上の拡大

    0
    2020年05月16日

    Posted by ブクログ

    聞き書きの本。
    50代と30代のライターを相手に、話ながら進めていく。
    橋本治さんが育った時代の、目に見える世界の変わりよう、
    生活や人が変わっていくのを肌で実感し、
    そこから大事なことを抽出すると
    ちゃんと世界を見るものさしができあがる。
    橋本さんの中で、イギリスのEU離脱のお題は、
    遠くローマ帝

    0
    2020年02月11日

    Posted by ブクログ

    序章,第一章まで読んだ.面白い!(2007年)再度読み始める.第6章にまとめの部分があり、全体の把握に最適だ.この先、どうしたらいいのか? の解答として、"まずは日本人が天動説から地動説に戻って、「自分たちが社会の上に乗っかって動いている」という謙虚な意識を取り戻さないと「心のある論理」は

    0
    2019年08月16日

    Posted by ブクログ

    この本が出た2017年には特に気にしていなかったが、今ならそうだなと納得することもあればよくわからないこともある。 
    それでも”必要なものは必要なときに現れる”という著者の言葉にあるとおり、それで良いのだと思った。

    0
    2025年07月14日

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