「原っぱ」という社会がほしい

「原っぱ」という社会がほしい

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

4.0

そもそも「社会」とはどういうものだったか?絶筆となった論考「「近未来」としての平成」を中心とした、橋本流「近代論」集成!橋本治が理想とした「原っぱの論理」とは何だったのか?

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「原っぱ」という社会がほしい のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    表題の「原っぱ」は飲み屋の酔っぱらいみたいな、ある意味橋本治らしい、とりとめのない講演録で、共感するものはあまりない。それより「近未来」は鋭い洞察に思わず唸ってしまった。
    明治の開国で始まった近代化は、昭和で欧米諸国に追いついて近代を達成して、バブル崩壊とともに終わる。続く平成は「時代」そのものがなくなったと言う。個の社会への移行、中心を持たないネット社会へのリアルの組み込みなどにより、それまでの世の中のあり方が全く変わってしまった。昭和の終わりに大学に入った身としては、当時の空気感がありありと浮かんできて、確かにそんな時代だったな、と。
    ネット社会の影響は別に日本に限った話ではないんだろうけど、元号がある日本ではその変化を人々が感じやすいと言う要素はあるだろう。何故平成が「近未来」なのかは明かされずに終わってしまった。そりゃないぜ、橋本さん。
    安らかにお眠りください。

    0
    2025年02月05日

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