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Posted by ブクログ 2024年04月29日
大河ドラマに感化され、星新一Ver.を読み、さらには川端氏ならどんな解釈の元で訳すのだろう?と興味が沸き拝読しました。私の勝手な解釈ですが、星氏は執筆した当時の社会情勢に合わせた「現代的」な描写をし、川端氏は一人の若い女性の「性」への潔癖感、嫌悪感をまずは描き、帝とのやり取りの末は精神的とはいえ情愛...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月10日
竹取物語と川端康成の流麗な文体が予想以上にマッチしていた。
本文中に「訳注」の形で薀蓄的な説明がついているが、それも簡潔ながらなるほどと思わせる(実際、“かぐや姫”の由来も初めて知った次第)。
現代語訳とほぼ同じページ数を割いて書かれている「解説」まで読めば、原文を読んだ気にさせてくれる。1冊で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月29日
ノーベル賞作家の川端康成による現代語訳の本編と、川端本人による解説からなる一冊。
子供の頃に『かぐや姫』の絵本は読んだけど、『竹取物語』の全編を読むのは初めてです。
結婚をしたくないため、かぐや姫は5人の貴公子それぞれにある品を持ってくるように言い渡しますが、これがこの世に存在しない(と思われる)...続きを読む
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