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Posted by ブクログ 2016年03月02日
没後6年を経て伊藤計劃の名声はいや増しに高まっている。生きていれば駄作を書くかも知れないのに、もう絶対に駄作を書くことのない彼は不滅だ。
でも読者はもっと彼の作品を読みたい。『屍者の帝国』。プロローグだけが書かれた第4長編。1878年、ヴィクター・フランケンシュタインの先駆的研究から100年、屍...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月02日
一つの世界観を、さまざまな作者がかくと、こういう風に変わるのか、という点がまず、興味深い本でした。
表現とかは多少、直接的な部分があるので、好き嫌いがあるかもしれませんが、伊藤計かくの雰囲気が好きな僕にはちょうどよい感じでした。
おおむね面白かったですが、多少あわない作品もありました。それはまあ、い...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月24日
屍者の帝国の世界観を元にした短編集。シェアードワールドというらしい。二次創作みたいなもの?
なかなか良質な小編が多かったなぁ。宮部さんの語りはやはりうまい。山月記やくまのぷーさん、アルジャーノンに花束をなど他作品のネタを混ぜ混むのが流行りなのかお手前なのか?とりあえず好き勝手ぶちこんどけーみたいなノ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月05日
「屍者の帝国」の世界観を共有したアンソロジー(シェアードワールドというらしい)。津原泰水、たぶん初読でちょっと苦手。坂永雄一、元ネタへの知識がないせいか入り辛い。この2篇がちょっとオイラには合わなくて、後は割と好きな部類。
藤井太洋、戊辰戦争と南北戦争をムリヤリつないでる感はあるけど、そこ含め単純に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月19日
映画の公開に合わせて出版されたアンソロジー。伊藤計劃さんが書いたエピローグに円城氏が長編作品として仕上げた「屍者の帝国」。この作品をもとにしたシェアード・ワールドものである。屍者が登場するのはすべての作品で共通しているが、役割や生者との関わりが異なる。この作品集を読んで、改めて「屍者の帝国」を読みた...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月20日
【収録作品】藤井太洋「従卒トム」南北戦争の屍兵遣い、幕末日本へ/高野史緒「小ねずみと童貞と復活した女」『白痴』リローデッド/仁木稔「神の御名は黙して唱えよ」屍者とイスラム神秘主義/北原尚彦「屍者狩り大佐」ジョン・ワトソン未公開事件/津原泰水「エリス、聞えるか?」森鷗外、屍者と出会う/山田正紀「石に漱...続きを読む
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