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歴史・時代 7位
時代劇の大物脚本家が贈る、王道時代劇!
第一話 厄介者
六平太と相惚れの仲である、音羽の廻り髪結い・おりきが何者かに襲われた。六平太は、おりきの付添いを始めるが、おりき自身から「客にからかわれるからやめてくれ」と言われてしまった。おりきの身の危険は去っていなかった。
第二話 十三夜
馴染み客である飛騨屋の親子から、六平太は老夫婦の江戸見物の付添い屋・を頼まれる。しかし、妻のおもとのほうは、少し物忘れがひどくなっているようだ。江戸見物に出かけても、おかしなところへ行こうとするのだ。
第三夜
六平太は、商家のお内儀を鎌倉まで送るという付添いを頼まれる。行き先は、駆け込み寺として知られる東慶寺。味噌問屋のお内儀であるお栄は、義父母、夫の仕打ちに耐えかねて、家を出たのだという。
第四話 初時雨
江戸の老舗菓子屋をあの手この手で乗っ取ってきた『甘栄堂』は、悪事を知られている六平太をなんとか取り込もうとしている。ある日、秋月家に届いた『甘栄堂』からの付け届けの菓子を、妹の佐和は無断でお裾分けに持ちだしてしまう。
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Posted by ブクログ 2020年07月09日
今回もハズレなし。
今回は珍しい付き添い、離縁をしたい女房が鎌倉の東慶寺に行くのを付き添ってほしいという依頼。
はたまた、評判の和菓子屋を、陰謀を持って立ち行かなくし、乗っ取りを重ねて、評判の和菓子の作り方もろとも字乗っ取って、大名のお抱え和菓子屋として大きくしていた「甘栄堂」その悪を暴く。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月25日
太平の世に思える江戸時代にも、勿論市井の人々の悲喜こもごもはあったのだなあと、このシリーズを読む度に、再確認させられる。私が唯一読み続けている時代小説。
いつの時代も女は強かで、惚れた腫れたは厄介だ。
永久に変わらない様に思えた六平太と情婦おりきの関係、義理の妹の佐和との暮らしにも、少しづつ...続きを読む
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