ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
戦前の松竹では「小津は二人いらない」と言われ、戦後の東宝では名作を連打しながら、黒澤作品の添え物も撮った寡黙な名匠・成瀬。「浮雲」の高峰秀子、「めし」の原節子、「流れる」の山田五十鈴、「鰯雲」の淡島千景、「おかあさん」の香川京子……なぜ彼の撮った女優はかくも美しく、懐かしいのか? 映画と昭和を刻む感動的評論。※新潮選書に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
偶然とある映画館で成瀬巳喜男監督特集を開催していたので試しに観てみたらハマってしまい、時間の許す限り何本も観たのがきっかけ。なんの予備知識もなかったのだけれど、撮影内容や演出に類似性があることに気づき、もっと知りたくなって取り急ぎ手にしたのがこの本。難しい評論よりも、こちらから読むほうが頭に入りやす...続きを読むいかも。
良い本。成瀬巳喜男という映画監督は知らなかったが、是非とも作品を観賞してみたくなった。 “成瀬は真正面から戦争を描く映画は作らなかったが、「お母さん」といい「浮雲」といい「乱れる」といい、どこかに戦争の影が落ちている。自分たちは戦争に生き残った。国は敗れた。自分の暮しの背後には、無数の死者がいる。...続きを読むその思いがあるから、成瀬映画に慎ましさがあるのではないか。”
じっくりと鑑賞した作品は「浮雲」と「鰯雲」くらいだが、地味で泥臭い人間劇でありながら女優の存在感が印象に残っている。生々しいお金の話、どこか頼りない男たち、力強く生きる未亡人、そして子供に向ける温かいまなざし。監督作の共通点や描かれる市井の人々の憎めない姿が丹念に紹介され、作品すべてを観たくなる。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
成瀬巳喜男 映画の面影
新刊情報をお知らせします。
川本三郎
フォロー機能について
「新潮選書」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
いまも、君を想う(新潮文庫)
映画のメリーゴーラウンド
「男はつらいよ」を旅する(新潮選書)
荷風の昭和 前篇―関東大震災から日米開戦まで―(新潮選書)
きのふの東京、けふの東京
君のいない食卓
試し読み
ザ・ロード ――アメリカ放浪記
すごいトシヨリ散歩
「川本三郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲成瀬巳喜男 映画の面影 ページトップヘ