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イギリス女性探検家イザベラの大紀行! ~明治日本見聞録~
「明治に」「イギリス人女性が」「蝦夷を目指す」……創作かと思ったらなんと実話を元にした作品!旅は発見や出会いが醍醐味とは言え100年以上前の日本を外国人女性が探検となればカルチャーショックも山盛りです。
様々な作品で舞台になることの多い明治時代ですが、本作の面白いのは都会から離れた奥地の日本が描かれている所。今の日本人でも初めて知る当時の社会風俗が描かれていて、読みながらその時代に思いを馳せてしまいます。
単に「感動した」「綺麗」と賛辞を並べるだけでなく、当時の不衛生な所や文化の違いなども変に美化せず描写されているのが良いですね。旅路は好奇心旺盛な女性探検家イザベラと不愛想な通訳の伊藤が歩みますが、衝突したり分かり合ったり支え合ったりで実に良いコンビです(イザベラの反応もいちいち面白い)
イザベラ著の原作「日本紀行」も是非オススメ、本作と読み比べると楽しさが更に倍増です!
日本奥地紀行で東洋のアルカディアと称された置賜盆地をスルーされたのは少々残念。赤湯のハイジアパークという温泉施設には、館内のイザベラ・バードコーナーにバードゆかりの物が多数展示してあり、日本奥地紀行の世界を肌で感じることができますよ。赤湯では、イザベラ・バードは知名度が高いと思います。たぶん。
Posted by ブクログ 2020年04月09日
秋田県は知ってたけど
ええっ?山形も開けてたの? 東洋文庫の新しいやつ・・・ええっ?いやまぁ、はー。
毛t ごふっ 欧州系の、食へん植物の育種に関する蔑視と、プラントハンターの苦悩、に、さういふ秋津島の文化へイングリッシュ観光客のをばさんが興味を示すといふのは面白い。
てふか、背骨に関しては原...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月14日
今回の巻は旅行の行程がそれほど進んでいない代わりに登場人物の雲行きが怪しくなっていく話でした。
マリーズの態度は人に対するそれではないけれど当時としては当たり前だったんだんだろうなとも思います。
イギリス内でさえキッチリ階級があるくらいだし「イエローモンキー」なんて人間ではないと思う人もいたんじゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月30日
伊藤とプラントハンターのマリーズとの
確執が描かれる回想からスタート。
通訳としての能力が向上したのは
たしかにマリーズに雇われたおかげ。
でも、想いは汲み取ってもらえない(T . T)
バードさんとの対比があざやか。
いよいよ新潟から山形まで来た2人。
結構な強行軍のため
バードさんの腰痛が少し...続きを読む
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